2016年/アメリカ/カラー
配給:ワーナー・ブラザース映画
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Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights © JKR.
全世界待望!「ハリー・ポッター」新シリーズ、ついに開幕!
シリーズ累計8作品、解けない魔法のように今なお世界中を魅了し続けている「ハリー・ポッター」。その5年ぶりとなる新シリーズ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(ファンタビ)が、2016年11月23日(水・祝)より全国公開!
ハリー・ポッターと同じあの魔法世界の新しい物語を綴る本作。ハリー・ポッター1作目の舞台となったロンドンから約70年前のニューヨークに舞台を移し、ハリー・ポッターやハーマイオニーたちがホグワーツ魔法学校の授業で使っていた教科書『幻の動物とその生息地』を編纂した魔法使い、ニュート・スキャマンダーが主人公。
ニュートは世界中を旅して発見した魔法動物たちを記録したり、保護をする魔法界きっての魔法動物学者で、人といるより魔法動物に囲まれていたほうが楽と感じる性格。その手に持っているトランクは魔法のアイテムになっており、ときに危険な魔法動物たちをめいっぱい詰め込んで、スイッチを入れると中身が魔法使い以外には見えなくなる仕組みになっている。
しかし、トランクに入れておいた魔法動物が逃げ出したことをきっかけに米国魔法界と衝突し追われる立場に。謎の組織も現れ窮地に陥る。ハリー・ポッターシリーズの原作者J.K.ローリングが映画の脚本に加わり特別に書き下した渾身の一作。ニュートは人間界と魔法界、2つの世界の危機を救えるのか!?
“ハリポタ”スタッフによる新シリーズ!
ダニエル・ラドクリフ演じたハリー・ポッターに続き、本作をけん引することとなった主人公ニュート・スキャマンダーを演じるのは『彼女と博士のセオリー』でアカデミー賞主演男優賞を射止めた今もっとも注目を集める実力派俳優のエディ・レッドメイン。今回は、旅先で発見した幻獣たちを記録したのちニューヨークにたどり着く、魔法界きっての魔法動物学者に扮する。
ハーマイオニーのような新ヒロイン役を射止めたのは『インヒアレント・ヴァイス』のキャサリン・ウォーターストンで、ニューヨークで主人公が出会う魔法使いを演じるほか、コリン・ファレルといった名俳優も魔法使いの役で登場するという。
監督はシリーズ5〜8作の監督を務めたデイビッド・イェーツ。プロデューサーは全8作品のプロデュースを手掛けたハリウッドの超スゴ腕プロデューサー、デイビッド・ヘイマンが続投。まさに正統なる“ハリポタ”のつくり手たちによる新シリーズとあって、どんな映画が誕生するのか世界中のファンが待ちわびている。
映画を彩る魅力的なビーストを紹介!
ボウトラックル
小枝のようなボウトラックルは、あまりに小さく、枝葉に簡単にまみれてしまうため、自然界で目にすることは極めて難しい。体長は最大で20センチ。根をもつ樹木で、小さな葉っぱのような小枝と2つの茶色い目からできている。ニュートは少なくともこの小さなビーストを4体もっている。名前は、ピケット、タイタス、フィン、ジェレミーだが、ピケットが特にお気に入りで、いつも胸ポケットにしまって保護している。ボウトラックルは昆虫のみを食し、優しくてとても内気な性格だが、非常に誠実なクリーチャーである。鍵をこじ開けるときに周りにいてくれるととても便利。
ニフラー
いたずら好きなニフラーは小さく、フワフワした黒い毛で覆われ、長くて丸みのある突き出た鼻が特徴。そのせいでモグラとカモノハシの中間に見える。光るものなら何でも大好きで、欲求を抑えられない動物。穴の中に棲んでおり、驚くほど敏捷な身のこなしで、目を捉えた光りものを盗み取る。戦利品は、見た目より大量に入るお腹の袋にしまい込む。優しく愛情深い性質だが、光りものを追いかけているときはかなり破壊的。したがって賢者への忠告:“ハウスペットには向きません”。
デミガイズ
霊長類のようなクリーチャー。大きくて悲しげな黒い目をもち、銀色の毛に覆われ、オランウータンに似ている。思いのままに姿を消すという驚くべき能力をもち、予知能力も備えている。したがってデミガイズを捕まえる唯一の方法は、何か完全に予測不可能なことをしなくてはならない。基本的には穏やかなビーストだが、脅威を感じた場合、かなりきつく噛みつくことがある。デミガイズにとっては不幸にも、その長くて絹のような銀色の毛が透明マントの素材となるため、その生皮は非常に高値で取引されている。
サンダーバード
大きくて堂々とした風格の鳥類で、乾燥した気候のアリゾナが原産。頭はワシ、あるいは魔法界ではヒッポグリフと似ている。重なり合うパワフルな翼は雲間に見える太陽のような模様を呈してキラキラと輝き、その羽ばたきは嵐をつくり出すことができる。また、危険を感じとることもできる。エジプトの密売業者からサンダーバードを救出したのち、ニュートはフランクと名付けアリゾナの自然生息地に返す約束をする。悲しいことに、フランクの脚の1本は鎖をつけられていたときの傷が癒えていないが、自分を救い出してくれたニュートへの感謝の念は明らかである。
スウーピング・イーブル
不幸にもスウーピング・イーブルと名付けられたこのクリーチャーは、爬虫類と非常に大きな蝶の掛け合わせに見える。休息中は緑色の棘で覆われた繭(まゆ)の中に住んでいる。だが、そのカラフルで逆立つ翼を広げると、奇妙な美しさを放つ。脳を吸い取ることができるため危険だが、反対に、きちんと薄めれば、その毒は悪い記憶を消すことができる非常に有益なツールとなり得る。
オカミー
羽毛と2本の脚と翼をもつ、ヘビのような身体のビーストで、ドラゴンと鳥を掛け合わせたように見える。卵から孵化し、その殻は純銀でできており、非常に価値がある。極東とインドが原産で、その生息地のサイズが大きく関係し、利用可能な空間に適応して成長あるいは縮小する。
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