2020年1月24日(金)全国公開! 葵わかなさん、山崎育三郎さん、大竹しのぶさんらが登場!不朽の名曲「メモリー」生歌唱も!
映画『キャッツ』日本語吹替え版制作発表会!
極上の日本語吹替版! 主人公は葵わかなさん!
山崎育三郎さん、大竹しのぶさんらも登場!
1981年のロンドン初演以来、世界中で愛され続けているミュージカルの金字塔「キャッツ」が実写映画化、2020年1月24日(金)より全国ロードショー!
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その映画『キャッツ』の日本語吹替え版制作発表会が、2019年11月18日(月)に開催! 葵わかなさん、山崎育三郎さん、高橋あず美さん、秋山竜次さん(ロバート)、森崎ウィンさん、大貫勇輔さん、大竹しのぶさん、蔦谷好位置さんが登壇。吹替え版制作にかける想いや、珠玉のエンターテインメント作品に参加する意気込み、そして映画『キャッツ』のテーマにちなんだ “チャンスを掴む” ことについても語ってくれました。
さらに熾烈なオーディションでグリザベラ役を勝ちとった高橋あず美さんが、蔦谷好位置さんの生伴奏で「メモリー」を生歌唱!
今作品で吹替え版の制作が許可されたのは日本含め2ヵ国のみ! オリジナル版と同等のクオリティに仕上げるため、本国の制作チーム監修のもと歌唱力・表現力をチェックする厳しいテストが繰り返し行なわれ、日本を代表する実力派キャスト陣が決定しました。
日本語で上演する意味を日々追求
間違いなく素晴らしい作品になる!
映画版の主人公、白ネコのヴィクトリアの声を務める葵わかなさんは、「ヴィクトリアを通してみなさんを『キャッツ』の世界に誘えるよう、精一杯演じていきたい。ネコが大好きなので、そういう意味でもこの作品に関われて幸せ」と、この作品にかける意気込み、そしてネコ好きも告白。
ネコのリーダーで、ヴィクトリアを不思議な世界に誘うマンカストラップを演じる山崎育三郎さんは、「トム・フーバー監督の『レ・ミゼラブル』の大ファン。その監督がつくった『キャッツ』に携われることを心から嬉しく思っています」と喜びを語りました。
小さい頃から『キャッツ』を観ていて、今作でグリザベラ役に大抜擢! 不朽の名曲「メモリー」を歌う高橋あず美さんは「いつ観ても、何度観ても感動する。“メモリー” という大切な曲を歌わせていただけることを本当に光栄に思います。魂のこもった歌をみなさんにお届けできたらいいなと思っています」。
ふくよかで陽気なバストファージョーンズというネコを演じる秋山竜次さんは「ライフスタイルをネコのにあわせ、魚、特に小魚を食べ、お偉いさんの足元にすり寄ってます」と会場を笑わせてくれました。
マジックが得意な気弱なミストフェリーズを演じる森崎ウィンさんは「この場にいられることがとにかく幸せ。マジックはできませんが、声を通して、作品を通して、みなさまを魔法の世界にお連れしたいと思います」。
「吹き替えは初めてで緊張している」という大貫勇輔さんは、働き者の鉄道ネコ、スキンブルシャンクスを演じる。ミュージカルや俳優の世界に足を踏み入れるきっかけが山崎育三郎さんと共演した舞台ということで、今回の共演の嬉びを、直接、山崎さんに伝える一幕も。
オールドデュトロノミーという長老ネコを演じる大竹しのぶさんは「尊敬するジュディ・デンチが演じた役で、声だけとはいえ演じられる喜びをすごく感じています。明日から吹き込みですが、貫禄と愛のあるジュディに近づけるよう、一生懸命、戦いながら頑張って声をやらせていただきます」と、穏やかな口調ながら、作品に込める熱さを感じさせてくれました。
日本語吹替え版の音楽プロデューサーを務める蔦谷好位置さんは、「動きがある映画なので、昨日、葵さんはジャンプをしながら歌ってくれました」と、さまざまな工夫をしながら制作している様子を紹介。そして「吹替えは本当にハードルが高い。しかしオリジナル版に負けない、日本語の素晴らしい『キャッツ』に期待してください!」。
テーマは “一生に一番のチャンスを掴む”
挑戦し続けることが今につながる!
映画『キャッツ』のテーマは「一生に一番のチャンスを掴む」。それにちなんで「自身の人生の中で、一番のチャンスと思ったもの、そしてそのチャンスはつかめましたか?」という質問が。
2019年に初めて舞台に立ち、それがミュージカルだったという葵わかなさん。NHKの連続テレビ小説の出演が終わって1年というとき、舞台をやるか悩んだものの作品への愛が抑えられず、「チャレンジしなかったら死ぬときに後悔する」とオーディションを受け、見事ヒロイン役を得た。
「それだけでも大きなチャンスをつかんだけれど、今回の『キャッツ』は、そのときのミュージカルの映像を本国の制作チームが観てくれたことも選ばれた要因のひとつ。舞台への挑戦は、本当に大きなチャンスだったんだなと思っています」。
高橋あず美さんは「まさに、この『キャッツ』のグリスベラ役が一番のチャンス」と語る。18歳のときからジェニファー・ハドソンが目標だが、歌えば歌うほど、学べば学ぶほど “敵わない” と実感する日々。
しかし2018年にブロードウェイの地下鉄の駅でストリートライブをやると、たくさんのニューヨーカーからものすごい歓声が。「私なりに感動を届けることができる、いろいろなことにチャレンジしよう!」と、アポロシアターの「アマチュアナイト」というトーナメントに参加して歌い、1位で通過した。「2018年のゲリラライブから今にいたるまで、すべてがつながっているということを、ひしひしと感じています」。
森崎ウィンさんは2018年公開の映画『レディ・プレイヤー1』でのオーディション、そして大貫勇輔さんも、2018年に上演されたミュージカル『メリー・ポピンズ』のオーディションで「バート役を勝ち取れたことが一番のチャンスだった」と紹介。長期間におよび何度も行なわれたオーディションに、終わったときには緊張の糸が切れて涙が出てしまうほどだったそう。
子どもたちが憧れ、夢を叶えたかに見える方々も、さらなる夢、高みをめざして悩み、努力を続け、チャレンジし続けている、普段はあまり見せない貴重な一面を語ってくれました。
子どもたちにも『キャッツ』を観てほしい
そこからいろいろな夢が生まれる!
小学校のときに観た劇団四季の『キャッツ』に衝撃を受け、その体験が「間違いなく今の自分の音楽人生に生きている」という蔦谷好位置さんは、「今回『キャッツ』を日本語吹き替えで上映できるということは、字幕が難しい子どもたちにも『キャッツ』の魅力を伝えられるということ。『キャッツ』を観て映画監督や音楽家、舞台で歌いたい、ダンサーになりたい、いろいろな夢を持ってもらえる」と、子どもたちにも見てほしいとアピール。
葵わかなさんも「小さいお子さんにも楽しんでいただけるのが『キャッツ』のいいところ。ネコちゃんたちのネコ人生を描いた作品ですが、歌、踊りと楽しめるところがたくさん!」と、演じるヴィクトリアが愛されるよう頑張ると意気込みを新たにしました。
「心に大きく伝わるような歌を、映画の中でも歌えたらいいなと思っています。長く愛されているミュージカルなので、ご家族みんなで素敵な時間を過ごしていただければ」と高橋あず美さん。
これだけの豪華キャストが揃った映画『キャッツ』の日本語吹替え版。キャストの方々のパフォーマンス、映像はもちろん、T.Sエリオットの美しい文章をどこまで日本語で表現できるかも見どころ!
映画『キャッツ』は2020年1月24日(金)全国ロードショー!
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