2019年11月22日(金)日米同時公開決定!
アナと雪の女王2
2019年/アメリカ/カラー
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
監督:クリス・バック/ジェニファー・リー
声の出演:松たか子/神田沙也加/吉田羊/武内駿輔
©2019 Disney. All Rights Reserved.
鑑賞日:2019年11月19日(火)
TEXT:キッズイベント 高木秀明
踏み出さなければ、得られない
エルサの “謎” が明らかに!
前作で “ありのままの自分” を受け入れ、力をコントロールできるようになったエルサが、今作では他の人とは少し異なる自分は何者なのか、謎の声に導かれ旅と冒険を通して探っていく。そして、そんなエルサを守るべく、アナ、クリストフ、オラフ、そしてトナカイのスヴェンが一緒に旅をする。
エルサの気持ちは主題歌「イントゥ・ジ・アンノウン~心のままに」に現れている。現状にはある程度満足し、愛する人もここにいる。危険を冒してまで新たなことをする必要はない。
けれど、本当の自分は何なのか、それを知りたい気持ちは抑えられない。心がそれを求めている。私たちも似たような気持ちになることはある。自分の心にだけは嘘はつけない。
監督のひとりジェニファー・リー氏は「私たちの人生でも変化があるように、彼女らにも “変化” が訪れます。本作はその “変化” の夜明けからはじまるのです」と語っている。
踏み出さなければわからないこと、得られないことがある。しかし、その一歩を踏み出すのは、なかなか難しい。悪いことばかりを考え、怖くて足が踏み出せない。『アナと雪の女王2』は、そんな人たちの背中を押してくれる。
未知の世界は確かに怖いけれど、素晴らしいことが待っているかもしれない。それに、踏み出したからには、この決断が意味あるものになるよう、できることを考えて努力するしかない。
アナもまた、姉のエルサ、そして大切なものを守るために大きな決断をする。許しあうどうすればいいのか。その答えのひとつがここにある。平和へのメッセージも込められている。
歌も映像も素晴らしい!
日本語吹替版、英語版どちらも観たい!
監督が「前作と今作の2作でひとつの完成された物語」と言う通り、『アナと雪の女王2』を観ると前作は序章だったということがよくわかる。想像を上回る物語が展開され、そのスケールの大きさに驚くはずだ。そして冒険を通してひとまわり大きく、そして美しくなったエルサとアナは、さらに多くの子どもたちを(大人をも)魅了することだろう。
前作に続きエルサとアナの声優を務めた松たか子さん、神田沙也加さんの日本語吹替版を鑑賞したが、やっぱり英語版も観たくなる。英語と自国の言葉の両方を楽しめるというのは、とても贅沢なことだ。
なお鑑賞に際して注意点が2つある。ひとつは映画館で、先に『アナと雪の女王2』を観た人が内容について話していて、つい聞こえてしまうことがある。映画がはじまるまではイヤホンが必須かもしれない。
もうひとつは、鑑賞後、頭の中で「イントゥ・ジ・アンノウン~心のままに」がエンドレス再生してしまうことだ。
『アナ雪』ファンはもちろん、未見の方は、この機会にぜひ前作、今作と観てほしい。こんなに素晴らしい作品がまだ2本も残っているというのは、とても幸せなこと。前作はまだ小さかった子も、映画館で映画を楽しめる年齢になっている。
【イベントレポート】松たか子さん、神田沙也加さんが登場!『アナと雪の女王2』大ヒット記念イベント開催!
【プレゼント】「アナと雪の女王2」オリジナルキッズカードセットプレゼント!
【プレゼント】『アナと雪の女王2』オリジナルキッズ用パーカープレゼント!
【イベントレポート】神田沙也加さんと来日した製作陣が登場した『アナと雪の女王2』スペシャルイベント開催!
【イベントレポート】『アナと雪の女王2』日本版エンドソングアーティスト 中元みずきさんが「イントゥ・ジ・アンノウン」を生歌唱!
【映画紹介・予告動画】2019年11月22日(金)全国公開!『アナと雪の女王2』
この映画、子どもと一緒に楽しめる?
最新映画をネタバレなしで紹介!
映画レビュー トップページへ
記事が役に立ったという方はご支援くださいますと幸いです。上のボタンからOFUSE経由で寄付が可能です。コンテンツ充実のために活用させていただきます。