吾峠呼世晴氏描きおろしイラストも展示される「『鬼滅の刃』吾峠呼世晴原画展」が2021年10月26日(火)から森アーツセンターギャラリーで開催!
©︎吾峠呼世晴原/集英社
『鬼滅の刃』初の原画展、ここでしか見られない
吾峠呼世晴氏の新たな描きおろしイラストも展示!
劇場版に続きテレビアニメ『鬼滅の刃 無限列車編』が放送中、そしてこの12月には『鬼滅の刃 遊郭編』が放送予定。まだまだ盛り上がりを見せる『鬼滅の刃』。その初の原画展「『鬼滅の刃』吾峠呼世晴原画展」が、2021年10月26日(火)から森アーツセンターギャラリーで開催! 前日に開催された内覧会に行って来ました!
【イベント紹介】『鬼滅の刃』吾峠呼世晴原画展 2021年10月26日(火)から森アーツセンターギャラリーで開催!
23冊の単行本表紙に囲まれた「序章:煌(きらめき)~不滅への旅立ち~」。大きく印刷された表紙は細かいところまでよく見え、新たな気づきも
どこからともなく鳴女(なきめ)の琵琶の音が聞こえる会場に入ると、まずは竈門炭治郎と禰󠄀豆子のフィギュアがお出迎え。雪の中で禰󠄀豆子を抱え斧を持った炭治郎の姿からは、富岡義勇と出会い、炭治郎の人生が大きく変わる、運命に導かれる瞬間のシーンを思わせる。そしてそのまわりには、大きく印刷された全23巻の単行本の表紙が飾られている。
中央の炭治郎と禰󠄀豆子の0巻フィギュアが来場者をお出迎え
会場内は炭治郎の家族、鬼、柱をはじめ特別章を含む7つの章で構成。それぞれの章は迫力ある立体造形で世界観を再現、その中で作者・吾峠呼世晴氏の描いた直筆原画を見ることができる。
展示されている原画は450点以上。多くの読者の心に残っている名シーンばかりで、それを原画で読める贅沢に喜びを感じるとともに、読みはじめると思わず涙が出そうになってくる。もちろん劇場版『鬼滅の刃 無限列車編』で多くの方が涙した炎柱 煉獄杏寿郎の姿もたっぷり堪能できる。原画だからこその筆の跡から、吾峠呼世晴氏がどんな想いでこのシーンを描いていたのかも想像する。
「参ノ章 柱(はしら)~絶対なるその呼吸~」では、柱全員をそれぞれの世界観で紹介。煉獄杏寿郎のコーナーでは、猗窩座(あかざ)に繰り出した奥義 玖の型・煉獄が壁をぶち破っている。カラーの原画も見られる
さらに「大正コソコソ噂話~原画展特別版~」、展覧会キービジュアルの原画、キービジュアルの別案などなど、原画展で初公開となる貴重なイラストも多数展示。なんと鱗滝左近次の知られざる素顔、そして天狗の面をかぶりはじめた理由も明らかに!
ネタバレにご注意!
涙なくしては見られない原画展
原画展では鬼舞辻無惨を討つまでの全23巻を展示しているため、劇場版やテレビアニメまでの方にはネタバレがたくさんあるので注意したい。
そしてすでに結末までご存知の方は、もう一度、漫画を全巻おさらいしてから見に行くと、より楽しめるだろう。涙なくしては見られない、ファン必見の原画展です!
ちなみに「『鬼滅の刃』吾峠呼世晴原画展」を家族で楽しみたいと第1期のチケット販売の抽選に挑むも落選。第2期のチケット販売でようやく当選し11月末のチケットがとれたので、それまでにもう一度漫画を読んで原画展に挑みたいと思っています!
「『鬼滅の刃』吾峠呼世晴原画展」は、2021年12月12日(日)まで森アーツセンターギャラリーで開催!
鬼殺の道を歩みだした竈門兄妹と、ともに成長した同期隊士たち。各キャラクターの背負っている運命や過去のエピソードなどを名シーンとともに振り返る「壱ノ章:絆(きずな)~兄と妹、そして仲間たち~」。まずは竈門炭治郎から
最初から名シーンのオンパレード。原画で読める贅沢をじっくり味わいたい
壁面下部には帯状に各キャラクターの百面相が描かれている。こちらも忘れずにしっかりと見ておきたい
もちろん我妻善逸、嘴平伊之助の名シーンも
後半が進むに連れて成長を見せる善逸。善逸もまた大きなものを背負っている
『鬼滅の刃公式ファンブック 鬼殺隊見聞録』の巻末に掲載されたイラストをもとに制作された「鏡餅ごっこ」のミニフィギュア
「弐ノ章 鬼(おに)~人の果て、悲しみの果て~」では鬼舞辻無惨をはじめとする鬼にフィーチャー。鬼舞辻󠄀無惨の禍々しい血と細胞に支配された上弦の鬼たちの姿と、人であった頃の記憶を覗く
煉獄杏寿郎と戦った猗窩座(あかざ)にも人間のときの悲しい過去が。炭治郎の「鬼もかつては人間だった」というセリフを思い出す
「特別章-陰(かげ)- 無限城顕現」では、鬼たちの根城「無限城」を再現。城内は天も地も存在せず、異空間を操る鳴女(なきめ)の琵琶の音が鳴り響く
「参ノ章 柱(はしら)~絶対なるその呼吸~」では、それぞれの柱にフィーチャー。まずは炎柱 煉獄杏寿郎。思い出すと涙が出ちゃう
2021年12月5日から放送開始予定の『鬼滅の刃 遊郭編』で活躍する音柱 宇髄天元
蛇柱 伊黒小芭内。炭治郎に対して冷たいが、鬼舞辻󠄀無惨との戦いでは何度も炭治郎を助ける
恋柱 甘露寺蜜璃、霞柱 時透無一郎、風柱 不死川実弥
岩柱 悲鳴嶼行冥、その奥は蟲柱 胡蝶しのぶ
子どもたちにも人気の蟲柱 胡蝶しのぶ。常に抱えている怒りを笑顔で隠しているが、最後はむき出しに
炭治郎と禰󠄀豆子に可能性を見い出した水柱 冨岡義勇
繰り広げる数多の戦いで鬼によって失われた尊い命。灯篭のほのかな光の中で、それぞれの隊士が背負った過去や宿命、未来に託した希望に想いを巡らせる「肆ノ章 繋(つなぐ)~全てを懸けて~」
「肆ノ章 繋(つなぐ)~全てを懸けて~」の中央に置かれた『「命」の大灯篭 立体造形』
「伍ノ章 刻(とき)~千年の夜明け~」では、夜明けをめざした鬼舞辻無惨との決死の戦いを大ボリュームの壁画と原画で伝える
熾烈を極めた無惨と鬼殺隊との最終決戦。息をつく暇もない戦いの中で、夜明けまでの焦れるような気持ちを、多数の原画と大判のグラフィックで伝える
コラボカフェ「『鬼滅の刃』展 鬼殺隊休憩処」も開店! もちろん扉には「藤」のマーク
それぞれのキャラクターをイメージしたフードメニューを用意