2025年1月22日(水)、教育的プロジェクト「捕まえて集める絶滅の森」「運動の森」「学ぶ!未来の遊園地」など20作品以上を擁する新エリアがオープン!

「チームラボプラネッツ TOKYO DMM.com」に、子どもが喜ぶ新エリアが登場!

「チームラボプラネッツ」新エリアの体験レポート写真

「チームラボプラネッツ TOKYO DMM.com」が面積を約1.5倍に拡張し、教育的なプロジェクトをテーマにした20以上の作品を楽しめる新エリアを2025年1月22日(水)にオープン!

「チームラボプラネッツ」に新エリアがオープン!
教育的プロジェクトがテーマの20以上の作品が登場!

東京・豊洲の「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」(以下、チームラボプラネッツ)が大規模拡張し、教育的なプロジェクトをテーマとした、絶滅した動物を捕まえて観察する「捕まえて集める絶滅の森」、複雑で立体的な創造的運動空間「運動の森」、共創(共同的な創造性)のための「学ぶ!未来の遊園地」など、新たに20作品以上を擁する新エリアを2025年1月22日(水)にオープン! 1月20日(月)に開催された体験会に行ってきました!

2018年7月7日(土)にオープンした「チームラボプラネッツ」は、膝下ほどまで水の中に入る作品があるため施設内に入るときには裸足になり体ごとアートの世界に没入できることが大きな特徴で、作品もどちらかというと大人向けが多いイメージでした。

【レポート】2018年7月7日(土)新豊洲にオープンした超巨大没入空間!「チームラボプラネッツ」に行ってきた!

しかし今回の新エリアには、子どもたちが身体を動かしながら楽しめる作品がたくさん! しかも遊びながら体幹やバランス感覚、空間認識能力を鍛えられるなど、子どもたちの身体や脳、知的好奇心を刺激するものが集められています。個人的には、「チームラボボーダレス」が麻布台に移転したことでなくなった「運動の森」が進化して「チームラボプラネッツ」で再び楽しめるようになったことはとても嬉しかった。

「チームラボプラネッツ」新エリアの体験レポート写真

新エリアの作品について紹介するチームラボ代表の猪子寿之氏

チームラボ代表の猪子寿之さんは徳島に生まれ、子どもの頃は野山で遊び、“人間は身体を通して世界を認識し、立体的な世界を認識することで脳は成長する” と考えています。以前インタビューでお話をお伺いしたときも「『運動の森』のようなところを探索し、立体的な世界を認識することで脳を成長させてもらえたらいいなと思っています」とおっしゃっていて、「チームラボプラネッツ」の新エリアは、「運動の森」以外にも、空間認識能力や知的好奇心など、子どもたちが子どものうちに身につけておいた方が良いものを遊びながら自然と身につけられる作品ばかりでした。

【インタビュー】「チームラボボーダレス」「チームラボプラネッツ」がオープン!チームラボ代表 猪子寿之さんインタビュー!(2018年7月7日[土])

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複雑で立体的な創造的運動空間「運動の森」の作品「グラフィティネイチャー」「スケッチつぶつぶの滝」「鼓動する大地」

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絶滅した動物を捕まえて観察する「捕まえて集める絶滅の森」

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共創(共同的な創造性)のための「学ぶ!未来の遊園地」の作品のひとつ「スケッチ環世界」

複雑な立体的空間で身体を動かし
空間認識能力を育む「運動の森」

運動の森」は「世界を身体で認識し、立体的に考える」をコンセプトとした立体思考の運動空間で、中でも「鼓動する大地」はその最たるもの。高低差のある斜面で創られた複雑で立体的な大空間はまるで野山のよう。さらにそこには「グラフィティネイチャー」で子どもたちが描いたさまざまな生きものが生息し、食物連鎖も見られます。

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「運動の森」の作品、凸凹や斜面、高低差など複雑で立体的な空間によって、常識による知覚、視覚的知覚、身体による知覚が分離され空間がうごめいているように感じる「鼓動する大地」。紙に生き物の絵を描きスキャンすると、描いた絵が目の前に現れ動き出し、他の生き物を食べたり食べられたりしながらひとつの生態系をつくっている「グラフィティネイチャー」。そして、みんなの描いた粒によってできる「スケッチつぶつぶの滝」、この3作品を同時に楽しめるスペース

「チームラボプラネッツ」新エリアの体験レポート写真

「グラフィティネイチャー」の生き物を描くスペース。サンショウウオ、ヘビ、トカゲ、カエル、蝶などが用意され、サンショウウオはヘビを、ヘビはトカゲを、トカゲはカエルを、カエルは蝶を食べて増えていく。また、蝶は花が咲いている場所で増えていく。花は、人々がじっとしているとその場にたくさん咲き、人々が踏むと散ってしまう。そして、サンショウウオは人にたくさん踏まれると死んでしまう

高速で回転している球体を踏みながら進む「あおむしハウスの高速回転跳ね球」は特に印象に残った作品でした。球体はふわふわしていてバランスをとるのが大変。同じ色の球体だけを踏んでゴールするとあおむしが生まれ、生まれたあおむしはその部屋を出て羽化し、蝶になる「あおむしハウスの群蝶」という作品へとつながっています。カラフルなあおむしがうじゃうじゃっとしているので苦手な人もいるかもしれませんが、子どもたちは喜びそう。

「チームラボプラネッツ」新エリアの体験レポート写真

人が踏むと飛び跳ねることができる球体「あおむしハウスの高速回転跳ね球」。同じ色の球体を連続して踏むと、球体の中が弾けて空間に広がる。さらに連続して踏むと、あおむしが生まれる。最後まで連続して同じ色の球体を跳び続けると、空間の球体がすべて弾け、たくさんのあおむしが生まれる

「チームラボプラネッツ」新エリアの体験レポート写真

「あおむしハウスの高速回転跳ね球」で生まれたあおむしが羽化した蝶による群蝶図。蝶は、人々が触れると散っていく

他者とともにひとつの作品を創る
共創がコンセプトの「学ぶ!未来の遊園地」

学ぶ!未来の遊園地」には、古くは「お絵かき水族館」、麻布台では「スケッチオーシャン」と呼ばれる、自分の描いた魚の絵をスキャンすると、その魚が目の前の巨大な水槽で泳ぎ出すという、みんなでひとつの作品をつくる大人気の作品が、舞台を変え、さらにスマートフォンと連動することで新たな楽しみ方ができる「スケッチ環世界」として登場!

ヒコーキ、イルカ、タカ、チョウの絵を描いてスキャンすると、描いた絵が目の前に立体で出現し、世界に飛び立ちます。さらにその絵をスマートフォンで動かしたり、飛ぶ速さを変えたり、生物の特長による世界の見え方、たとえばイルカは超音波でものを見ていたり、タカは望遠レンズのような見え方を体験できます。

「チームラボプラネッツ」新エリアの体験レポート写真

「学ぶ!未来の遊園地」の「スケッチ環世界」。紙にヒコーキやイルカ、タカ、チョウの絵を描いてスキャンすると、描いた絵が目の前に立体で出現し、世界に飛び立つ。飛び回るヒコーキやイルカ、タカ、チョウに触ると加速したり、逃げたりする。またスマートフォンのアプリをダウンロードすれば、自分が描いたヒコーキやイルカ、タカ、チョウを、それぞれの生き物による世界の見え方で操縦することもできる。

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タカなどの猛禽類の目は全体を見る俯瞰とズームのように地上の小動物を見ることができます。それを体験したくて、タカの絵を選びました。手塚治虫先生のファンなので「火の鳥」です

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描いた絵をスキャン。数秒で終わります

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スマホにスキャンした画像が表示されるので、自分の描いた絵を選択

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しばらくすると大きな壁に自分の描いた絵が出てきます。スマホではその絵を俯瞰でみている映像が表示されます

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スマホを傾けたり、速度のスライドバーを動かすとスピードが変化します。タカはスピードを上げると羽ばたく回数が多くなりました

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スマホの操縦画面では、ズームしたい場所をタップすると、その場所が大きく見えるようになります

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自分の描いた絵が動くだけでなく、動かしたり、その生き物の世界の見え方も体験できるので、楽しさも倍増。すべての生き物を体験してみたくなります

もうひとつ印象的だったのは「こびと」に関する3作品「こびとが住まうテーブル」「こびとが住まう奏でる壁」「こびとが住まう宇宙の窓」。同じ室内にあり、テーブルや壁、窓に手を置いたり物を置いたりすると、こびとたちが気づいてさまざまなアクションを起こすというもの。こびとたちの動きが楽しくて、子どもたちはなかなかこの部屋から出ないかもしれない。

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こびとたちが住んでいるテーブル「こびとが住まうテーブル」。テーブルの上に手を置いたり物を置いたりすると、こびとたちが気づいて飛び乗ってきて、とてもかわいい。置く物の形によって、こびとたちはすべったりジャンプしたり、よじ登ったりします

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こびとたちが住んでいる「こびとが住まう宇宙の窓」。光のペンで線を描いたり光のスタンプを押して絵を描くことができます。描かれた線は色ごとに不思議な力を持っていて、まるで生きているように動いたり、こびとたちの世界に影響を与えます

探索、発見、捕獲、観察で知を集め好奇心を広げる
捕まえる、採るは楽しいこと、学ぶこと、生きること

東京では2022年にGalaxy Harajuku(東京都渋谷区)で期間限定で開催されていた「捕まえて集める神秘の森」「捕まえて集める恵みの海」が、「チームラボプラネッツ」では「捕まえて集める絶滅の森」として、いつでも楽しめるのも嬉しい。

会場も広くなり、まさに森の中を彷徨っているかのよう。そしてこの森には、今ではいなくなってしまった、さまざまな種類の絶滅動物が生息しています。森の中を歩きながら動物を探し、スマートフォンで捕まえ、捕獲した生き物は図鑑としてコレクションする。図鑑ではその動物がいつ絶滅したかや身体の特徴、生態、人との関わりに関する解説も読むことができるようになっています。
※スマートフォンでの動物の捕獲にはアプリのダウンロードが必要です

森の動物は52種、海の動物は30種。同じ種類の動物を複数回捕まえることで図鑑の解説も増えるようになっていて、何度訪れても楽しめ、家でも図鑑を見て楽しめるようになっています。

Galaxy Harajukuでは2023年に「捕まえて集める恐竜の森」を開催しています。今のところ絶滅した動物の中に恐竜はいませんが、「チームラボプラネッツ」で恐竜も捕獲できるようになることを期待したいですね。

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自らの身体で探索し、発見し、捕まえ、観察し、知を集め、好奇心を広げていくことをコンセプトにした教育的プロジェクト「つかまえて集める森」。まるで鬱蒼とした森の中を彷徨っているようです

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絶滅の森には絶滅した動物が住んでいて、動物に近づいたり触ったりすると、逃げたり、振り向いたりします。さまざまな種類の絶滅動物を捕まえ、観察し、自分のコレクション図鑑をつくります

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鳥を捕まえるのは難しいですが、鳥がたくさん集まる場所があります。室内全体が動いているようで、ちょっとクラクラするかも

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絶滅した海の動物も捕まえることができます

新エリアも楽しめて
入場料はよりリーズナブルに!

入場料は時間帯によって金額が異なり、新エリアオープンの1月22日(水)からは3,600円〜と、それまでの4,200円と比べリーズナブルな時間帯もあります。もちろん、新エリアも、今までのエリアもどちらも楽しめますし、たとえばお母さんと上のお子さんは今までのエリア、お父さんと小さなお子さんとは新エリアと、二手に分かれて楽しむこともできそう。




しかし、たくさんの作品があるので1日でどちらのエリアもすべてを楽しむのは難しそうです。子どもたちは新エリアでたっぷり遊んで疲れてしまうことも容易に想像できます。何度行っても楽しめる、気に入ったところにずっといても楽しめる、しかも子どもたちの成長につながっているのが、「チームラボプラネッツ」の、そして新エリアの素晴らしいところだと思うので、ぜひ何度も体験してみてください。

「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」の新エリアは2025年1月22日(水)にオープン! 2025年3月までのチケットは公式ウェブサイトにて販売中です。

チームラボプラネッツ TOKYO DMM
https://teamlabplanets.dmm.com

【レポート】「捕まえて集める恐竜の森」を体験! 2022年9月29日(木)Galaxy Harajukuにオープン!

【レポート】「捕まえて集める恵みの海」を体験! 2022年9月29日(木)Galaxy Harajukuにオープン!

【レポート】2024年2月9日(金)麻布台ヒルズにオープン! チームラボボーダレス 体験レポート!

【レポート】5歳でも最高に楽しめる! 麻布台ヒルズに2024年2月にオープンした「チームラボボーダレス」に没入してみた!

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人が踏むとインタラクティブに変化し、音色を響かせ、空間に影響を与える飛石「インビジブルな世界のバランス飛石」。微生物の世界をイメージしていて、飛石の下の水の表現も素晴らしい。ちなみに飛石から落ちても濡れません

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いろいろな形、大きさの飛石があり、いろいろな揺れ方をします

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トランポリンのように飛び跳ねながら星の一生を体験できる「マルチジャンピング宇宙」。マルチジャンピングに乗ると足元が沈んで時空のひずみができ、星くずが集まって星が生まれます。星の上で飛び跳ねると星は動きはじめるので、移動する星を追いかけて星の上で飛び跳ね続けると星は成長し、最後はブラックホールとなり、まわりの星々を吸い込みます

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ロープで吊られた棒が空中に立体的に浮かんでいる「イロトリドリのエアリアルクライミング」。落ちないように、その棒を使って空中を立体的に渡ります

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「グラフィティネイチャー」や「スケッチ環世界」で描いた絵をオリジナルの缶バッジ、ハンドタオル、Tシャツ、トートバッグ、ペーパークラフトにして購入できる「スケッチファクトリー」も新設

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屋外スペースも大規模にリニューアル。写真は「Floating Flower Garden」で作品として咲いていた多種多様のランを再育成して販売するフラワーショップ

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「Vegan Ramen UZU Tokyo」を味わえる「Black Emptiness Table」が登場!

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「味噌ラーメン Vegan UZU style 東京店限定」(2,000円)を試食させていただきました。味噌とゴマの濃厚なスープは柚子の香りが漂い、トッピングのローストしたトマト、香ばしく焼き上げた舞茸、パリパリのレンコンもそれぞれの味がしっかり楽しめ、とてもおいしかった!

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