少年期の習作や戦地で描いたスケッチ
貸本時代の貴重な漫画や妖怪画の原稿を一堂に展示!
2015年11月30日に93歳で「あの世」へと旅立った日本を代表する漫画家・水木しげるさんの人間像と人生に迫る展覧会「追悼水木しげる ゲゲゲの人生展」が、2017年3月8日(水)〜3月20日(月)まで、松屋銀座で開催されます。
水木しげるさんは、「ゲゲゲの鬼太郎」や「悪魔くん」など、多くのヒット作を生み出した漫画家としてだけでなく、その作品を通じて妖怪文化を広めた妖怪研究家としても高く評価されました。戦争で片腕を失い、復員後は貧困に苦しむなどその生涯は波乱にみちていましたが、大戦をはさんだ激動の時代を生き抜いた水木さんが遺した作品や言葉は、独特のユーモアと示唆に富んでおり、多くの人を魅了し続けています。
同展では、水木プロダクションの全面的な協力のもと、人間・水木しげるが遺したものを徹底的に振り返ります。少年期の習作、戦地で描いたスケッチ、貸本時代からの貴重な漫画や妖怪画の原稿など、卓越した画力とメッセージ性がうかがえる作品130点以上が一堂に展示されます。
さらに、その人生経験に裏打ちされた独自の哲学が読み取れる名言紹介、作品が生み出された書斎の再現、愛用していた私物や世界中で収集した妖怪・精霊像コレクション、奥様の布枝さんへのインタビュー映像や家族との写真などを通じて、水木しげるさんが追い求めた「本当の幸福とは何か」を探る展覧会です。
【展示構成】(予定)
・第1章(少年時代):境港の天才少年画家
・第2章(従軍時代):地獄と天国を見た水木二等兵
・第3章(貧困時代):嗚呼、極貧生活
・第4章(多忙時代):さらば貧乏神
・第5章(妖怪研究家):妖怪に取り憑かれて
・エピローグ(水木しげるは永遠に)
※会期中無休
小学校高学年(4、5、6年生)
中学生・高校生
大人
・東京メトロ有楽町線「銀座一丁目」駅 9番出口より徒歩約3分
・都営地下鉄浅草線「東銀座」駅 A8番出口より徒歩約3分<
・JR「有楽町」駅より徒歩約8分
・高校生:700円(500円)
・中学生:500円(400円)
・小学生:300円
※( )内は前売り料金
前売りはヤフーパスマーケット、セブンイレブン、ローソン、チケットぴあにて2017年1月10日(火)〜3月7日(火)まで販売予定
水木プロダクション(企画協力)
記事が役に立ったという方はご支援くださいますと幸いです。上のボタンからOFUSE経由で寄付が可能です。コンテンツ充実のために活用させていただきます。