子どもたちのデザインマインドを育む
「デザインあ」を体験できる展覧会
子どもたちのデザインマインドを育む番組として、子どもたちはもちろん、クリエイティブに関心の高い若年層からも圧倒的な人気を誇るNHK Eテレ「デザインあ」のコンセプトを体験できる展覧会「デザインあ展 in TOKYO」が、2018年7月19日(木)〜10月18日(木)まで、東京・お台場の日本科学未来館で開催します。
NHK Eテレ「デザインあ」は、子どもたちにデザイン的思考を伝える番組として2011年にスタート。人とモノ、人と人との関係を “より良くつなげる” デザインの本質的役割をトップクリエーターたちによる斬新な映像で表現。デザインのおもしさや心地よさを直観的に伝え、親子視聴者やクリエイティブに関心の高い若年層等から大きな支持を集めています。
本展は番組「デザインあ」のコンセプトを、実際の体験に発展させ提供することを目的として企画された展覧会です。「観察」「分類・分解」「再構築」といった思考プロセスを導き出す仕掛けが込められた体験型展示作品や、オリジナル音楽と映像を用いた体感型インスタレーション、来場者が創造することでできあがっていく参加型作品など、デザインの楽しさ・おもしろさを体験できる作品を展開予定です。
「デザイン」と「デザイン的思考」は
課題解決のための重要な道具
「デザイン」という言葉は形や色をうまく整え、ものをつくることだと捉えられがちですが、本質的には、対象を観察、分析、考察したあと、組み合わせ、解決を導きだす方法論を意味しています。
「デザイン」と「デザイン的思考」は、複雑な社会の共通理解を単純にし、さらに新しいシステムを構築し、そして直面する課題解決のために多様な人々が共創する重要な道具になると注目されています。展示場のたくさんの「あ!」という発見を通して、子どもも大人も一緒に、デザインを楽しく学び、思考を身に付け、自分たちの未来そのものをデザインし、実践するきっかけになるでしょう。
展覧会「デザインあ展 in TOKYO」は、未来を切り拓いていかねばならない子どもたちにもっとも必要な「自分で見て」「自分で考える」というプロセス、すなわち「デザインマインド」を、楽しく体験してもらう創造的空間です。
A 観察のへや
身のまわりにあるモノ・コトから、「お弁当」「容器」「マーク」「なまえ」「からだ」の5つのテーマを取りあげます。それぞれのテーマが、デザインによってどのように私たちとつながっているのか、「みる」「考える」「つくる」という3つのステップで展示します。
B 体感のへや
番組オリジナルソングや音楽とぴったりシンクロする映像が、展示室の四方の壁面いっぱいに映し出されます。360度とり囲む映像と音で、デザインを体感します。
C 概念のへや
「くうかん」「じかん」「しくみ」の3つのテーマで構成されています。場、時のながれ、人のうごきを、わたしたちはどのようにデザインを通して感じているのか、体験型作品や、デザインあ展ならではの展示を準備しています。
小学校低学年(1、2、3年生)
小学校高学年(4、5、6年生)
中学生・高校生
大人
・新交通ゆりかもめ「テレコムセンター」駅下車 徒歩約4分
・東京臨海高速鉄道りんかい線「東京テレポート」駅下車 徒歩約15分
・中人(小学生〜18歳以下):1,000円(800円)
・小人(3歳〜小学生未満):500円(400円)
※( )内は前売り、8名以上の団体料金
1時間:400円、当日1日最大:1,500円
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