立て! 立つんだジョー!
誰もが知る名セリフに名シーン。コミックス(講談社)累計約2000万部発行、アニメの最高視聴率は31.6%という、世代を超えて大きな影響を与えてきた不朽の名作『あしたのジョー』。連載開始50周年を記念して、2018年4月28日(土)〜5月6日(日)まで東京ソラマチ®で「あしたのジョー展」を開催! 貴重な資料とともに『あしたのジョー』が持つ普遍的な魅力を紹介します。
【展覧会のみどころ】
『あしたのジョー』の世界へ
ジョーの背中を追うかのような「リングロード」にはじまり、著者が選ぶシーンの数々を貴重な原画で展示。そして懐かしのアニメ資料も多数!
連載開始50周年企画・新作アニメ『メガロボクス』
『あしたのジョー』を原案とした、この春放映の新作アニメ『メガロボクス』の初公開を含む貴重資料も展示!
人気作家からのトリビュートも
多くの漫画家に影響を与えてきた同作。50周年を祝して、人気作家からのトリビュートイラスト・メッセージも展示!
【著者からのコメント】
高森 城(A・T プロダクツ代表取締役、故高森朝雄長男)
おそらく、10年経っても20年経ってもジョーは古くは感じないと思いますよ。いつの時代にも、新しいドラマとして迎えられるのではないかと思います。
父・梶原一騎(高森朝雄)はこう言っています。
本展覧会の開催にあたって、改めてジョーを読み返しましたが、何度読み返してもいつも新鮮な感覚を伴って魅了されます。むしろ、一つ一つのシーンでジョーや力石、葉子がその時々に持っている感情が、鮮明にそして強烈に訴えかけてくることに驚きを感じます。
50年経った今、みなさんが大事にしてくださったジョーを、改めて新鮮に感じていただけたらと思いますし、本展で初めて知る方には、古い漫画としてではなく新しいドラマとしてご覧いただけたらと思います。
ちば てつや
主人公はもちろん、その周りで関わるすべての登場人物にも、それぞれの大事な人生がある。いつもそんな気持ちでどの作品にも向き合ってきました。
展覧会では、高森城さんとボクが厳選した場面の原画を展示するコーナーがあるのですが、その中でボクが選んだ場面に、下町で暮らす人々を俯瞰で描いたシーンを入れたのは、そんな気持ちからです。彼らの貧しいけれども温もりのある存在が、梶原さんとボクとのやり取りに潤いを与え、この物語が、半世紀にもわたってみなさんに読み継いでもらえているとしたら、こんなに嬉しいことはありません。
※会期中無休
小学校高学年(4、5、6年生)
中学生・高校生
大人
・東京メトロ半蔵門線、京成押上線、都営地下鉄浅草線「押上(スカイツリー前)」駅すぐ
・一般・大学生:1,200円
・高校・中学生:800円
※小学生以下無料
協賛:サミー、大日本印刷
協力:A・T プロダクツ、ちばてつやプロダクション
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