こころの不調、発達凸凹を抱えた子ども
その親や家族を「絵本」を通じて応援!
オリジナルの絵本や情報サイトを通して、こころの不調や発達凸凹を抱えた子どもたちやその親、家族を応援する活動を行なっているNPO法人ぷるすあるはでは、2019年5月24日(金)〜6月5日(水)まで、東京都国分寺市のカフェスローで展覧会「生きる冒険地図ー子ども×チアキ×ぷるすあるは」を開催します。
「生きるのがシンドイ」子どもたちの
進む道に迷ったときの地図に!
展覧会「生きる冒険地図ー子ども×チアキ×ぷるすあるは」は、ぷるすあるはを立ち上げメンバーのひとりで、精神科の看護師、絵本作家でもあるチアキ氏の「生きるのがシンドイ」と感じている子どもたちのための絵本『生きる冒険地図』(学苑社)の出版にあわせて開催されます。
いろいろな事情から頼れる大人がまわりにいない子どもたちは、その日をなんとか生きていくためにひとりでがんばっています。絵本では、そんな子どもたちの冒険をMIRUとIRUのふたりが案内してくれます。
ふたりの姿は大人には見えないけれど、どこの街にもどこの学校にもいる子どもたち。「冒険の準備」から「エネルギーをためる時間の大切さ」「SOSの出し方」まで、日々を生きぬく知恵と工夫を教えてくれます。
この展覧会を通じて、『生きる冒険地図』ができるだけたくさんの子どもたちに届き、そのサバイバルを応援する安全基地が増えること、そして「ぷるすあるは」の活動を知ってもらうことをめざしています。
チアキ氏の作品には多くの子どもたちが描かれています。それは、チアキ氏自身が子どもの頃から見て、感じてきた世界でもあり、精神科の看護師として出会ってきた子どもたちでもあります。
今回展示する作品に描かれた子どもたちも、いろいろなメッセージを発しています。「頼れる大人ってどこにいるの?」「信じてくれるってホント?」あなたには、MIRUとIRUが見えますか?
ゲストを迎えた
ギャラリートークも開催!
6月4日(火)にはGet in touch代表の東ちづるさんも登場!
【5月24日(金)】15:00〜
本展キュレーターのひとりである中津川浩章さん(美術家・一般社団法人AIM代表)が、障害がある人たちのアート、そして「ぷるすあるは」チアキ氏の作品について語ります。
※申込不要・参加無料・先着順(20名程度)
【6月1日(土)】18:30〜20:30(開場17:30)
今日と明日をつなぐ冒険─『生きる冒険地図』出版記念イベント ※有料
チアキ氏と、アルハをとりまくいろんな仲間の凸凹トークイベントを開催します。子どもたちのしんどさについてのちょっと真面目なお話に、チアキ氏の『生きる冒険地図』の話、動画『親が精神障害、こどもはどうしてるの?』の制作秘話、そして、応援ソングのミニライブも。ヒントやアイデアや元気に出会える、もりだくさんの2時間です。開演前にチアキのサイン会を行ないます。※申込受付中
【6月4日(火)】19::00〜21:00
トークイベント「Let’s まぜこぜ!アートのチカラを語ろう」 ※有料
<トーク出演者>
・中津川浩章さん(美術家・一般社団法人AIM代表)
・東ちづるさん(女優・一般社団法人Get in touch代表)(予定)
今回のキュレーションを担当するお2人とチアキさん(作家・ぷるすあるは)のクロストーク。なぜこうした社会活動を続けるのか? アート活動を通じて見えてくるものは? など、さまざまな角度からお話しいただきます。トークの後は登壇者たちとの交流もお楽しみください。※参加申込はこちら
NPO法人ぷるすあるは
精神障がいやこころの不調、発達凸凹を抱えた家庭や、さまざまな事情の中で、がんばっている子どもたちを、絵本と情報サイトなどのコンテンツ制作普及を通して応援しています。精神科の看護師と医師を中心としたプロジェクトチームです。
チアキ(細尾ちあき)
兵庫県生まれ。看護師。関西で長く精神科診療所に勤めた後、2008年からさいたま市の精神保健福祉センターに勤務。2012年、同僚だった精神科の医師であるキタノと絵本制作ユニット「プルスアルハ(現ぷるすあるは)」として活動をはじめる。
高校、看護学校を卒業して以降、ずっと看護師として働いていたため、絵の専門的な勉強をしたことはない。人が見る絵を描くようになったのはプルスアルハの活動をはじめてから。特にこだわっているのは色づかいと表情。
精神障がいや発達障がいの本人やその家族、特に子どもの応援をテーマとして絵本やウェブサイトなどのコンテンツを作成。絵本では、お話と絵を担当。
中学生・高校生
大人
※6月1日(土)、6月4日(火)のトークイベントは有料です。
TEL:048-717-5639
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