京大の動物博士と一緒に夏休みの自由研究!
動物園から動物も参加! 職員が生中継で解説!
小学生を対象にした夏の自由研究オンラインイベント『動物のわかっていること・わかっていないこと』が、2021年8月8日(日)1回目10:00~11:50/2回目14:00~15:50の2回開催! 参加者を募集中!
イベントのテーマはズバリ「動物のわかっていること・わかっていないこと」。
野生動物には私たちが知らない “生態の謎” が多くあります。「キリンの鳴き声の謎‥」「バクの模様の謎…」などなど、知っていますか?
このように動物にはまだ解明されていない “生態の謎” がたくさん残されています。今回のイベントは、このような “生態の謎” に対して仮説を立て、京都大学野生動物研究センター(WRC)と京都大学霊長類学・ワイルドライフサイエンス・リーディング大学院の研究者と一緒に検証していくというものです。
今回のイベント用に開発された『自由研究サポートキット』を使い、さまざまな角度から “謎” を検証。夏休みの「自由研究」の課題としてもそのまま学校に提出できるよう、まとめ方もお伝えします。
また、約2時間のイベントのなかでは、京都市動物園から動物もオンライン参加し、職員から生態のリアルレポートも聞くことができます。
『動物のわかっていること・わかっていないこと』概要
研究テーマは4つ! 好きな動物の謎を選んで参加しよう!
① キリン
② ゾウ
③ チンパンジー・ボノボ
④ バク
の4つのわかっていない生態の謎から一つを選んで参加できます。
①『キリンの鳴き声のナゾ…』
キリンはほとんど声を出さないことは、わかっている。でも、なんで声を出さないのか、わかっていない。
キリンコース担当研究員:齋藤美保(京都市動物園 生き物・学び・研究センター 研究推進嘱託員 /京都大学野生動物研究センター特任研究員)
②『ゾウの嗅覚のナゾ…』
ゾウは犬の何十倍も何百倍も鼻がいいことはわかっている。でも、なんでそんなに鼻がいいのか、わかっていない。
ゾウコース担当研究員:幸島司郎(京都大学野生動物研究センター特任教授)
③『チンパンジーとボノボのナゾ…』
チンパンジーは激しいケンカをするのに、同じ祖先をもつボノボは激しいケンカをしないことは、わかっている。でも、なんでチンパンジーとボノボがそんなに違うのか、わかっていない。
チンパンジー・ボノボコース担当研究員:平田聡(京都大学野生動物研究センター教授)、徳山奈帆子(京都大学霊長類研究所国際共同先端研究センター助教)
④『バクの模様のナゾ…』
マレーバクも、アメリカバクも、子どものときは同じまだら模様なことは、わかっている。でも、なんで大人になると色が違ってくるのか、わかっていない。
バクコース担当研究員:田和優子(京都市動物園 生き物・学び・研究センター教育普及嘱託員/京都大学野生動物研究センター特任研究員)
子どもたちが楽しく夏の自由研究に取り組める工夫がいっぱい!
★キミも動物博士の仲間入り!
プロの動物研究者と一緒に、考え方のツール「思考の達人ツール」を使いながら、秘密に迫って考えを深めていきます。イベント終了後に『京大WRCキッズ動物博士 認定証』をもらおう!
★動物園から動物たちも参加!
京都市動物園から、動物たちと職員さんがオンラインで参加します。生態について詳しく教えてもらおう!
★自由研究もばっちり!
『自由研究サポートキット』に書き込んでいくので動物たちの「わかっていないこと」について自分の考えをしっかりまとめることができます。事前課題としてイベントの前に研究者に提出して、キミの「仮説」を読んでもらおう!
2回目 14:00~15:50
小学校高学年(4、5、6年生)
動物別に4コース・各コース各回6名定員
※各回とも定員になり次第締切
・イベント特設ホームページからお申し込み
https://shopro.eventos.tokyo/web/portal/366/event/2678/
・Peatixサービスからのお申し込み
https://tankyu-kids.peatix.com/
探究楽習みらい研究実行委員会
京都大学野生動物研究センター
京都大学霊長類学・ワイルドライフサイエンス・リーディング大学院
【協力】
京都市動物園
support@tankyu-kids.jp
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