子どものころの思い出や感性が映し出された作品を
ちひろのことばとともに展示
いわさきちひろの幼少期に焦点をあてた展覧会「幼い日に見た夢 いわさきちひろ展」が、2022年3月12日(土)~6月19日(日)まで、ちひろ美術館・東京で開催します。
いわさきちひろ(1918年〜1974年)は大正デモクラシーの気運が高まるなか、東京・山の手で恵まれた少女時代を過ごしました。幼いころ、『コドモノクニ』などの絵雑誌を舞台に花開いた童画に感銘を受けたことは、ちひろを絵本画家として方向づけました。その後、青春時代を戦争に翻弄されたちひろにとって、平和で豊かな子ども時代は生涯心のなかに息づいていました。
「幼い日に見た夢 いわさきちひろ展」では、ちひろの人生の幼少期に焦点をあて、ちひろが子ども時代に接した童画と、そこから受けた影響、そして幼い日の思い出をテーマにした絵本を紹介します。
絵本画家エリック・カールの作品を楽しめる展覧会「エリック・カールとアメリカの絵本画家たち」も同期間で開催。
いわさきちひろ(1918年~1974年)
福井県武生市(現・越前市)に生まれ、東京に育つ。東京府立第六高等女学校卒。藤原行成流の書を学び、絵は岡田三郎助、中谷泰、丸木俊に師事。40冊あまりの絵本のほか、教科書やカレンダー、広告など主に印刷物での仕事を中心に活躍。子どもを生涯のテーマとして描き、約9,600点の作品を残す。
幼児(幼稚園)
小学校低学年(1、2、3年生)
小学校高学年(4、5、6年生)
中学生・高校生
大人
https://chihiro.jp/tokyo/visit/#directions
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