2017年/アメリカ/カラー
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
舞台は2019年から2049年へ
SF映画史上“最高傑作”として公開後30年以上ものあいだ語り継がれるリドリー・スコット監督の『ブレードランナー』(1982年)。その続編『ブレードランナー 2049』が、2017年10月27日(金)に全国公開! 全世界が注目する本作から、ついに予告編となる“初映像”が全世界で解禁となった。
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督は「僕は子どもの頃から独特な異世界へ連れて行ってくれる個性的な映像スタイルのSF映画に惹かれてきた。その中でも、オリジナル版『ブレードランナー』は、断トツで史上最高の傑作だ。SFとフィルムノワールを融合させたリドリー・スコットは天才だ。新しい『ブレードランナー』は、一作目の延長線上にあり、数十年後の世界の話なんだ」と、前作の舞台となる2019年から30年後の2049年の世界が『ブレードランナー 2049』の舞台であることをほのめかしている。
「時代は、変わった。」
予告編の冒頭では、前作の主人公リック・デッカード(ハリソン・フォード)の台詞から幕を開ける。
「レプリカントが機械なら問題ない。反抗しなければね」
彼はかつて、まるで人間とは見分けのつかない“レプリカント”の反逆を阻止するために結成された捜査官「ブレードランナー」の一員であったが、あれから30年の時を経た。
ライアン・ゴズリング扮する新人捜査官に「俺はかつて有能だった」と語るが、今はいったい何者なのか? 2049年の世界はどのようなものなのか? 砂漠に横たわる像は何を意味するのだろうか?
ハリウッド注目のタッグで30年後を描く
ハリソン・フォードが前作の主人公デッカード役を再び演じるほか、監督を務めるのは『プリズナーズ』『ボーダーライン』などでその才能が高く評価されているドゥニ・ヴィルヌーヴ。新作『メッセージ』が全米で11月に公開され、連日の賞レースでも続々とノミネートを果たしている。アカデミー賞への呼び声も高い中、今もっとも注目されている監督のひとりだ。
さらにリドリー・スコットを製作総指揮に迎え、主演のライアン・ゴズリングも新作「ラ・ラ・ランド」での演技で高い評価を得るなど、ハリウッドがもっとも注目するタッグとなっている。
詳細はベールに包まれたままだが、当時の『ブレードランナー』を上回る新しい世界観を彷彿とさせる。独特の映像美、そしてかつての興奮を呼び覚ます音楽。果たして前作が残した“謎”は明らかになるのか?
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