2019年/日本/カラー
配給:KADOKAWA
©2019「泣くな赤鬼」製作委員会
余命半年の元生徒と教師の再会
最後にわかりあえた絆の物語
『ビタミンF』『とんび』『その日のまえに』『流星ワゴン』など多数の著書が映像化されるベストセラー作家・重松清。教師と生徒の関係を描き続けてきた著者が、“特に教師濃度の高い作品集” と語る短編集『せんせい。』所収「泣くな赤鬼」待望の映画化! 2019年6月14日(金)に全国劇場公開します。
その高校教師は、陽に焼けた赤い顔と、鬼の熱血指導から “赤鬼先生” と呼ばれていた。
甲子園出場をめざし、強豪チームを率いた黄金の時代から10年の月日が流れ、野球への情熱が衰えかけていたある日、かつての教え子・斎藤(愛称:ゴルゴ)と思いがけない再会を果たす。野球の素質を持ちながらも、挫折して高校を中退した生徒だった。
しかし、立派な大人に成長したゴルゴは、病に侵され、命の期限が迫っていた。厳しさでしか教え子に向き合えなかったあの頃の後悔。赤鬼先生は、ゴルゴのために最後に何ができるのか?
重松清 × 堤真一
鬼教師が最後に見せる涙!
主人公 “赤鬼先生” こと小渕隆を演じるのは、『とんび』に続く重松清作品となる堤真一さん。教え子・ゴルゴこと斎藤智之役に柳楽優弥さん。ゴルゴを献身的に支える妻・雪乃役に川栄李奈さん。さらに、麻生祐未さん、キムラ緑子さん、竜星涼さんら豪華キャストが集結!
監督は『キセキーあの日のソビトー』で大ヒットを打ち出した兼重淳監督。また、主題歌は映画主題歌の書き下ろしは初となる竹原ピストルさんの「おーい!おーい!!」に決定。優しく情熱的な歌声と胸にしみる詞がさらに感動を加速させます。
「先生さ、生徒の葬式とか出たことあるの?」という衝撃的な一言は、重松清が十数年前、高校の教壇に立つ友人に「学校の先生になって一番つらかった思い出」を訪ねた際の返答がきっかけとなり原作が生まれている。
10年の月日が経ち、厳しさでしか生徒と向き合うことができなかった “赤鬼先生” の後悔。余命一年となった元教え子に、「今さら俺に何ができるって言うんだ…」と、教師の葛藤がドラマチックに描かれます。「あの子がやりたいことをやらせてあげたいんです」。ゴルゴの母の一言を受け、赤鬼先生がとった涙なしでは観られない思いがけない行動とは?
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