2023年/日本/カラー/108分
監督:百瀬義行
配給:東宝
© 2023 Ponoc
スタジオポノック待望の最新作!
ようこそ、イマジナリの世界へ
世界150以上の国と地域で上映され大ヒットを記録した『メアリと魔女の花』以来、6年ぶりとなるスタジオポノックの長編アニメーション最新作『屋根裏のラジャー』が、2023年12月15日(金)全国ロードショー!
『メアリと魔女の花』で魅力的な魔女を描いたスタジオポノックが新たな主人公に選んだのは “想像の友だち”、世界の誰にも見えない少年・ラジャー。
少女アマンダの想像が生み出したラジャーは、彼女以外の人間には見えない “イマジナリ” という存在。屋根裏部屋でアマンダと一緒に想像の世界に飛び込んで、歓びいっぱいの毎日を過ごしていました。
しかし、イマジナリには避けられない運命があったのです。人間に忘れられると、消えていく。ラジャーは自分の運命に戸惑いながら、一縷の望みを抱き進みます。
彼がたどり着いたのは、かつて人間に忘れさられた想像たちが身を寄せ合って生き続けるイマジナリの町。このラジャーと仲間たちの出会いは、彼らの大切な人と家族の未来を懸けた大冒険の始まりだったのです。
忘れられていく少年たちの、決して忘れられない物語。この冬、誰も “見たことがない” 主人公が誕生!
鬼才、百瀬義行監督がすべてを懸けて挑む!
現実と想像が交錯する世界を描き切る
原作はイギリスの詩人・作家のA・Fハロルドによる「The Imaginary」(「ぼくが消えないうちに」こだまともこ訳・ポプラ社刊)。想像の世界から生まれたイマジナリーフレンドの視点で語られる本作は、発表されるやイギリス文学協会賞受賞を皮切りに、ケイト・グリーナウェイ賞、カーネギー賞など数々の文学賞にノミネートされ、各有力メディアからも絶賛されました。
監督は『おもひでぽろぽろ』(1991年)、『平成狸合戦ぽんぽこ』(1994年)、『もののけ姫』(1997年)、『千と千尋の神隠し』(2001年)など、数多くのスタジオジブリ作品で中核を担い、スタジオポノック作品の短編アンソロジー『ちいさな英雄』(2018年)の一篇『サムライエッグ』、オリンピック文化遺産財団の芸術記念作品『Tomorrow’s Leaves』(2021年)で監督を手がけた、百瀬義行。
「百瀬さんがアニメーションを進化させる」と、故・高畑勲監督に言わしめた鬼才が、アニメーション人生のすべてを懸けて挑む渾身の作品になります。
アニメーションに命を吹き込む
世界で活躍する実力派俳優陣
主人公のラジャーを演じるのは、アニメーション映画に初参加する寺田心。本作に特別な想いを持つ中、子どもから大人へ変わる変声前後の繊細な声をプレスコ録音で収録しました。
ラジャーを生み出した少女アマンダの声を演じるのは、若き実力派俳優・鈴木梨央。アマンダの母リジーを演じるのは、世界中でその実力を絶賛される安藤サクラ。本作でアニメーション映画へ初参加になります。
ラジャーを付け狙う謎の男ミスター・バンティングを演じるのは、国内だけでなく海外の映画監督からも圧倒的支持を受けるイッセー尾形。イマジナリの町でラジャーが出会う少女・エミリに仲里依紗。ラジャーの前に現れる怪しげな猫・ジンザンに山田孝之。アマンダの祖母には高畑淳子が参加する他、日本を代表する豪華俳優・声優陣が、本作のキャラクターに命を吹き込みます!
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