2019年/ドイツ/英語・ドイツ語・ヘブライ語・アラビア語/112分
監督:ドロール・ザハヴィ
主演:ペーター・シモニシェック
配給:松竹
©CCC Filmkunst GmbH
マエストロが挑むのは、
紛争で敵対する若者たちの和平オーケストラ
世界中の映画祭で観客賞を受賞した感動作、映画『クレッシェンド 音楽の架け橋』が2022年1月28日(金)より全国公開!
“世界でもっとも解決が難しい” とされる「紛争」。今この時も闘うパレスチナとイスラエルから、音楽家を夢見る若者たちを集めてオーケストラが結成される。
若者たちの対立と葛藤、恋と友情を彩るのは、ラヴェルの「ボレロ」、パッヘルベルの「カノン」、ヴィヴァルディの「四季」より《冬》など、誰もが知るクラシックの名曲の数々。和平コンサートが目前に迫った21日間の合宿で、激しく憎しみをぶつけ合う若者たち。ラストに待つ、あらゆる障害を乗り越えた “魂の演奏” とは!
実在のオーケストラがモデル
世界中で観客賞を受賞した感動作
モデルとなった実在の楽団は、現代クラシック音楽界を代表する巨匠指揮者ダニエル・バレンボイム率いる「ウェスト=イースタン・ディヴァン管弦楽団」。米文学者エドワード・サイードとともに中東の障壁を打ち破ろうと1999年に設立し、「共存への架け橋」を理念に現在も世界中でツアーを行うなどの活動を続けている。
若者たちを導くマエストロを演じるのは、『ありがとう、トニ・エルドマン』で絶賛されたペーター・シモニシェック。ヨーロッパからアメリカまで、さまざまな地域の国際映画祭で上映され、熱い喝采のもと4つの観客賞に輝いた感動作が、ついに日本でも奇跡のハーモニーを奏でる!
音楽の力で敵対する心と心に架け橋を。憎しみや葛藤を乗り越えて生まれたハーモニーが、壁を越えて世界中に響きわたる!
ラストに待つ
誰も想像しなかった衝撃の結末とは!?
世界的に有名な指揮者のエドゥアルト・スポルクは、紛争中のパレスチナとイスラエルから若者たちを集めてオーケストラを編成し、平和を祈ってコンサートを開くというプロジェクトを引き受ける。
オーディションを勝ち抜き、家族の反対や軍の検問を乗り越え、音楽家になるチャンスを掴んだ20余人の若者たち。しかし、戦車やテロの攻撃に晒され憎み合う両陣営は激しくぶつかり合ってしまう。
そこでスポルクは彼らを南チロルでの21日間の合宿に連れ出す。寝食を共にし、互いの音に耳を傾け、経験を語り合い‥‥少しずつ心の壁を溶かしていく若者たち。だがコンサートの前日、ようやく心をひとつにした彼らに、想像もしなかった事件が起きる。
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