2021年/イタリア/カラー/84分
配給:ミモザフィルムズ
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古書店の店主と移民の少年の
“本” を通して紡がれる心温まる物語!
子どもたちに読書の素晴らしさを伝える、ユニセフ・イタリア共同製作映画『丘の上の本屋さん』が、2023年3月3日(金)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開!
【プレゼント】2023年2月28日(火)開催の『丘の上の本屋さん』親子試写会にご招待!
イタリア、丘の上に店をかまえる小さな古書店を舞台に、古書店店主の老人リベロと移民の少年エシエンが、年齢や国籍の垣根を超えて、“本” を通して交流する心温まる感動の物語です。
『ピノッキオの冒険』『星の王子さま』をはじめ、リベロがエシエンに贈る「幸せのブックリスト」は、子どもたちに読書の喜び、本の向こうに広がる豊かな世界と可能性を教えてくれます。
イタリアから日本へ
国境を越えて読書の素晴らしさを
イタリアの風光明媚な丘陵地帯を見下ろす丘の上の小さな古書店。店主リベロは、ある日、店の外で本を眺める移民の少年エシエンに声をかけ、好奇心旺盛なエシエンを気に入ってコミックから長編大作まで次々と店の本を貸し与えていく。
エシエンからの感想を聞きながら、リベロはさまざまな知識やものの見方や考え方など、ジャンルを超えて叡智を授ける。そしてイタリア語で「自由(Libero)」を意味する自身の名の通り、エシエンに自由であること、誰もが幸せになる権利を持つことを伝えていくのだった。
リベロとエシエンの交流を軸に、古書店に集まってくるユーモラスで個性あふれる人々、繰り返される日々の暮らしや小さな幸福は愛おしく、観る者の心に染みこむ。そして人生を豊かに形づくるヒントが詰まったリベロの「幸せのブックリスト」は観る者の知的好奇心を刺激する。
物語の舞台となる “イタリアのもっとも美しい村” のひとつ「チヴィテッラ・デル・トロント」の息をのむ絶景や、石造りの歴史ある街並みを味わえるのも本作の大きな見どころです。
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