2019年/アメリカ/カラー/118分
配給:ロングライド
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あなたの “命” はいくらですか?
全米の道徳観を揺さぶった驚くべき実話
9.11テロ犠牲者の命に値段をつけた弁護士たちがいた。被害者遺族7,000人を救うために闘った感動の実話『ワース 命の値段』が、2023年2月23日(木・祝)TOHOシネマズ シャンテほか全国公開!
2015年にアカデミー賞作品賞を受賞した『スポットライト 世紀のスクープ』製作陣と、名優マイケル・キートンが再びタッグを組んで挑んだ本作。
9.11同時多発テロの発生直後、約7,000人ものテロ被害者と遺族に補償金を分配する大事業に挑んだ弁護士チーム。究極の難題「 “命の値段” をどうやって算出するのか?」と向きあった、骨太の社会派エンターテインメントだ。
マイケル・キートンが
プロデューサーとしても参加
これまで『バットマン』『バードマン』『スパイダーマン』などアメコミ・ヒーロー系譜の作品で知られながらも、前述の『スポットライト 世紀のスクープ』や『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』『シカゴ7裁判』など社会派作品にも積極的に取り組んできたマイケル・キートン。『ワース 命の値段』では主演だけでなくプロデューサーとしても参加している。
自身が演じた実在モデルで原作となった回想録「What is life worth?」の著者であるケネス・ファインバーグ弁護士と面会し意気投合したことで一気に実現へ向かったという。
「私たちはみな、9.11同時多発テロが起こったあの日、自分がどこにいたかを覚えていますし、あの事件が国や世界に与えた影響も覚えています。この脚本は本当によくできていたので、私は俳優としてだけでなく、プロデューサーとしても参加したいと思いました。この話を伝えることは重要です」と語っている。
計算機のようだったファインバーグが遺族の声に耳を傾けて変わっていく姿を真摯に演じきったキートンに、海外メディアからは「キートン、最高の演技!―Times」といった絶賛が寄せられた。
「お金」と「命」禁断の計算式に各界騒然!
望月衣塑子、田原総一朗らからコメント到着!
「不謹慎ながら、しびれてしまった」と率直なコメントを寄せた田原総一朗(ジャーナリスト)をはじめ、「人の命に値段はない。そんな “常識” は9.11の被害者には適用されないのか」という望月衣塑子(東京新聞記者)や、「もうひとつの9.11だ」という柳澤秀夫(ジャーナリスト)ら、報道の第一線で活躍する面々や、森永卓郎(経済アナリスト)、斎藤幸平(経済思想家)、風間直樹(『週刊東洋経済』編集長)など経済の専門家、木村草太(憲法学者)、三輪記子(弁護士)など法曹界からも熱いコメントが寄せられた。コメントすべては公式サイトに掲載されている。
“命に値段をつけることができるのか?” という究極の問いに、ファインバーグはどのような答えを出すのか? そして、あなたはどう受け止めるのか。スクリーンでこの知られざる衝撃の実話を目撃して欲しい。
命に値段をつける” 究極の難題に挑んだ
弁護士たちの感動の実話
2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ発生後まもなく、政府が被害者と遺族を救済するための補償基金プログラムを立ち上げる。特別管理人を任されたのは、弁護士ケン・ファインバーグ。調停のプロを自認するファインバーグは、独自の計算式に則って個々人の補償金額を算出する方針を打ち出すが、さまざまな事情を抱える被害者遺族の喪失感や悲しみに接するうちに、いくつもの矛盾にぶち当たる。
約7,000人の対象者のうち80%の賛同を得ることを目標とするチームの作業は停滞する一方、プログラム反対派の活動は勢いづいていく。期限が刻一刻と迫るなか、苦境に立たされたファインバーグが下した大きな決断とは‥‥。
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