2017年12月1日(金)全国ロードショー!
鋼の錬金術師
2017年/日本/カラー/133分
配給:ワーナー・ブラザース映画
©2017 荒川弘/SQUARE ENIX ©2017映画「鋼の錬金術師」製作委員会
【映画紹介・予告編】鋼の錬金術師
鑑賞日:2017年10月25日(水)
TEXT:キッズイベント 高木秀明
大ヒット漫画「ハガレン」の実写映画
アクション満載、兄弟愛を描く冒険活劇!
ファンの多い原作ものの実写化を成功させるのは難しいが、12月1日(金)公開の「鋼の錬金術師」も世界中で圧倒的人気を誇る漫画の実写映画。豪華キャストも話題で、2017年10月に開催された「第30回東京国際映画祭」のオープニングに上映された注目の映画だ。
幼くして母を亡くした兄弟が “錬金術” で母を甦らせようとするが失敗。見返りとして兄は右腕と左足、弟は体をとられてしまう。兄弟は失った身体を取り戻すため、カギとなる伝説の “賢者の石” を求めて旅に出る。
原作を未読なので漫画やアニメとの比較はできないが、結論から言うと、おもしろかった。錬金術がどういうものなのか、主人公のエドとアルの状況や背負っているものなどの背景もわかりやすく描かれていて、「鋼の錬金術師」の世界観を短い時間でざっくり知りつつ楽しめる導入編のようなイメージ。だからこそまだまだ奥は深いし謎も残る。続編もありそうなので、それまでに原作を読んでおこうという気にさせてくれる。
主人公エドワードを演じる「Hey! Say! JUMP」山田涼介さんのファンはもちろんだが、エドワードたちの良き理解者、士官マスタング役のディーン・フジオカさんがとにかくかっこいい。ファン必見だ。そしてホムンクルス(人造人間)のラストを演じた松雪泰子さんは妖艶な不気味さを漂わせ、いままでと異なる新たな一面を見せてくれたようで素晴らしかった。
人が殺されたり食べられたり、グロテスクなクリーチャーも出てくるが、見応えのあるアクションシーンと謎解きのあるストーリー、ホロリとさせられる兄弟愛が描かれた冒険活劇。133分という長さをまったく気にせず、原作未読でもたっぷり楽しめる。
【関連イベント】2017年10月25日(水)開催「第30回東京国際映画祭」オープニングセレモニーで「鋼の錬金術師」出演の山田涼介さん、本田翼さん、曽利文彦監督が舞台挨拶!
【映画紹介・予告編】2017年12月1日(金)全国ロードショー! 鋼の錬金術師
この映画、子どもと一緒に楽しめる?
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