新コンテンツ続々!
「第5回 ダヴィンチ☆マスターズ」開催!
ゲームや実験を通して科学や数理への興味を抱くきっかけづくりを行なうイベント「第5回 ダヴィンチ☆マスターズ」が、2018年1月28日(日)、ハウスクエア横浜で開催!
小学1年生〜3年生の子どもたち155名が集まり、科学実験や物理法則、ワークショップや図形認識と思考力を養う「タングラム」、そして最後は科学実験ショーを楽しみました! 今後も開催が予定されている「ダヴィンチ☆マスターズ」。興味ある方はぜひ参加してみてください!
遊びながら子どもたちの “自ら学ぶ心” を育てる
「算数好き」にするための講演会も開催!
「ダヴィンチ☆マスターズ」は、子どもたちの “もっと知りたい” “もっとやってみたい” という気持ちを育てることを目的に開催される無料のイベントです。今回で5回目を迎え、今後も定期的な開催が予定されている注目のイベントです。
これからのAI(人工知能)が進化した時代を生き抜くために、子どもたちに育んでもらいたいのは「自発的に学ぶ」という姿勢。「ダヴィンチ☆マスターズ」では、それを実験やクイズ、ワークショップなどの遊びを通して、子どもたちに育んでもらうことを目的としています。
今回は科学捜査によって犯人を見つける「犯罪科学捜査に挑戦!」、生物多様性や環境問題を学ぶ「陸に暮らす不思議なカニ アカテガニから自然と環境を学ぼう!」、正方形をカットしたパズルで図形認識と思考力・非認知能力を養う「タングラム」、物理法則を学ぶ「見えない力でマジシャンになろう!」、そして英国のクレイ・アニメーション『ひつじのショーン』を紙粘土でつくるワークショップ「『ひつじのショーン』の世界を自由につくろう!」の5つのコンテンツが用意され、子どもたちはこのなかから興味のある2つを選んで体験しました。
また子どもたちがコンテンツを体験中、親御さん向けにジュニア算数オリンピック金メダリストの母親である和田聖子さんによる講演会も開催。我が子を算数好きにするためのコツを教えていただきました。
みんな体験してみたい!
楽しいコンテンツがたくさん!
子どもたちが会場に入ってくると、それぞれのコンテンツ担当者は大きな声で魅力をアピール。その様はまるで文化祭やクラブ活動の勧誘のような賑やかさ。最初は驚いたり恥ずかしそうにしていた子どもたちでしたが、だんだんと笑顔になり、嬉々として興味あるコンテンツを選んでいました。
「陸に暮らす不思議なカニ アカテガニから自然と環境を学ぼう!」や「タングラム」は今までにも開催されたことのある人気コンテンツですが(「第3回 ダヴィンチ☆マスターズ」の開催レポートで詳しく紹介)、今回新たに追加された「犯罪科学捜査に挑戦!」は、学習院大学で小学校の教員をめざす学生を教えている飯沼慶一先生によるコンテンツで、小学校で飼っていたうさぎを盗んだ犯人を、ペーパークロマトグラフィーという科学実験によって見つけ出すというもの。
学生の寸劇と実験、そして実験により明らかになる証拠によって犯人を追いつめる謎解き要素もあり、子どもたちは学生のなかで誰が犯人なのか、証拠が明らかになるにつれ大盛り上がり!
※飯沼慶一先生のインタビューは後日紹介!
また「見えない力でマジシャンになろう!」は、ペットボトルとさまざまな素材のテーブルクロスを使ったテーブルクロス引きによって、摩擦に関する物理法則を学ぶ体験コンテンツ。
テーブルクロスの素材は何がいいのか、ペットボトルには水を入れた方がいいのか、入れるならどれくらいがいいのかなど、いろいろな組み合わせを試すとともに、どの組み合わせが成功率が高く、それはなぜなのかを体験しながら学んでいきました。あちらこちらで「できた!」とか「あ〜」とか、試行錯誤しながら楽しそうに何度もチャレンジする子どもたちの姿が見られました。
最後はみんなで液体窒素を使った科学実験ショー「マイナス196度の巨大雲を作ろう!」を見学。液体窒素に熱湯を注ぎ、“ポンッ!” という音とともに大量の雲が発生すると大歓声が。
不思議なことを目の当たりにしたときの驚いた表情、挑戦しているときや考えているときの真剣な表情、そして謎が解けたり、チャレンジに成功した喜びの表情、「ダヴィンチ☆マスターズ」では、子どもたちが真剣に取り組んでいるときのさまざまな表情が見られました。これらの表情は、子どもたちが大きく成長している証。なるべくたくさん、このような表情を引き出してあげたいですね。
次回の「ダヴィンチ☆マスターズ」は2018年3月21日(水・祝)に東京・新宿の学習院女子大学で開催予定! 詳細は決定次第お伝えします!
【体験レポート】「第3回 ダヴィンチ☆マスターズ」の体験レポートはこちら!
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