子どもの「好き!」が見つかる! 自然科学、理数系分野を楽しみながら学べる無料イベント
「第7回 ダヴィンチ☆マスターズ(in 神戸大学)」開催!
「ダヴィンチ☆マスターズ」が初の関西開催!
実験や観察などの体験を通じて科学や数理への興味を抱く“きっかけづくり” を行なう無料のイベント「ダヴィンチ☆マスターズ」の7回目が2018年4月22日(日)、初の関西での開催となる神戸大学で行なわれました! お天気にも恵まれ479名が参加、受付開始の1時間以上も前から行列ができるほどの人気でした。
今回体験できたコンテンツはA・Bグループそれぞれ3つずつのあわせて以下の6つ。
【Aグループ】
・生物:イモムシの手足と使い方
・物理:物理現象のおもしろさを体感できる「見えない力でマジシャンになろう!」
・環境:紙すき体験! 〜非木材紙を使って地球温暖化対策を考えよう
【Bグループ】
・アート:紙粘土を使ったワークショップ「『ひつじのショーン』の世界を自由につくろう!」
・算数:パターンブロックで作品を作ろう!
・算数:パズる広場
「見えない力でマジシャンになろう!」は摩擦について、「『ひつじのショーン』の世界を自由につくろう!」は紙粘土を使ったワークショップで、ショーンもサプライズで登場! どちらも前回開催され大好評だったコンテンツで、神戸大学でも満を持して登場!
さらに今回は実際のイモムシを観察しながら学ぶ「イモムシの手足と使い方」、パズルデザイナー 山田力志氏が考案したパズルにチャレンジする「パズる広場」、上野動物園のパンダ、シャンシャンの笹の食べ残しから紙をつくる「紙すき体験」、6種類の形のブロックを組み合わせて形をつくる「パターンブロックで作品を作ろう!」という、生物、環境、算数を楽しむコンテンツが新たに実施。子どもたちはA・Bグループから参加したいコンテンツを1つずつ選び、合計2つのコンテンツを楽しみました。
また今回は特別協賛の「SAPIX YOZEMI GROUP」共同代表 髙宮敏郎氏と灘中学高等学校校長 和田孫博氏、パズルデザイナー/LLP ASOBIDEA代表 山田力志氏による保護者向け教育講演会『子どもの好奇心の伸ばし方』も開催。「嫌がることを無理やりさせてもダメ。したいことを伸ばしていく。鉄道が好きなら、そこからいろいろな学問につながっていく。自分たちのしたいこと、あるいは個性をうまく伸ばしていくことで勉強にもつながっていく」という登壇者の話に、たくさんの保護者が耳を傾けていました。
次回は2018年6月10日(日)に東京・新宿の学習院女子大学で開催! 詳細は近日公開予定です。ぜひご参加ください!
【体験レポート】「第6回 ダヴィンチ☆マスターズ(東京)」の様子はこちら
【体験レポート】「第5回 ダヴィンチ☆マスターズ(横浜)」の様子はこちら
【体験レポート】「第3回 ダヴィンチ☆マスターズ(横浜)」の様子はこちら
・コンテンツ「紙すき体験! 〜非木材紙を使って地球温暖化対策を考えよう」
NPO法人「森を守る紙の会」副会長で環境教育アドバイザー 見附豊和氏による「紙すき体験」。上野動物園で飼育されているパンダ、シャンシャン一家の食べている笹の食べ残しから紙をつくります。また笹以外にバナナ、古着のコットンからも紙がつくれることを紹介、環境や地球温暖化についても学びます。
・コンテンツ「パズる広場」
パズルデザイナー 山田力志氏が考案したパズルにチャレンジ! やさしいパズルからだんだん難易度があがりますが、簡単そうに見えてもなかなか難しい。算数的思考力を高めることができます。
・コンテンツ「イモムシの手足と使い方」
神戸大学大学院農学研究科 昆虫多様性生態学分野の杉浦真治氏による、チョウやガの幼虫を実際に観察しながら、足は何本あるか、どこに付いているかなどを調べます。また口から糸を出してぶら下がり、胸脚を使って糸を巻き取りながら登る様子も観察。
・コンテンツ「パターンブロックで作品を作ろう!」
正三角形、ひし形、台形・正六角形、正方形など6種類の形のブロックを組み合わせてタスクカードに描かれている形をつくる、遊びながら算数のセンスが身に付く、神戸大学発達科学部人間形成学科 岡部恭幸研究室によるコンテンツ。
・コンテンツ「見えない力でマジシャンになろう!」
遊びや手品を通じて、なぜこんな現象が起こるのか? 仮説を構築する思考力を育むとともに、物理現象のおもしろさを体感します。今回はペットボトルを使って “摩擦” について学ぶ、人気のテーブルクロス引きのコンテンツを展開。
・コンテンツ「紙粘土を使ったワークショップ「『ひつじのショーン』の世界を自由につくろう!」
英国発のクレイ・アニメーション「ひつじのショーン」を紙粘土で自由につくってみよう! 自分自身でストーリーをイメージし、作品を完成させることで独創的思考力を高めます。
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