2018年7月13日(金)全国超拡大ロードショー!
ジュラシック・ワールド/炎の王国
2018年/アメリカ/カラー
配給:東宝東和
© Universal Pictures
鑑賞日:2018年6月21日(木)
TEXT:キッズイベント 高木秀明
生き残るのは、恐竜か、人間か?
生き残りをかけた究極のアドベンチャー!
25年前に誕生した『ジュラシック・パーク』は、多くの人にとって、紛れもなく多大な衝撃を与えた映画のひとつだと思う。まるで実在しているかのような存在感で暴れまわる恐竜、琥珀に閉じ込められた蚊の中に残る恐竜の血液からDNAを復元して蘇らせるという現実味のある手法など、映画の中の世界が、近い将来現実になるかもと、そんな夢も抱かせてくれた。
『ジュラシック・パーク』は3作目まで続き、それから14年を経た2015年に『ジュラシック・ワールド』として新たにスクリーンに登場、世界中でのメガ・ヒットは記憶に新しい。当初から3部作が予定され、今回の『ジュラシック・ワールド/炎の王国』はその2作目。続きものなので、前作はしっかりチェックしておいた方がいい。
イスラ・ヌブラル島は、恐竜のテーマパーク「ジュラシック・ワールド」があった島。前作でテーマパークは崩壊したが、島ではたくさんの恐竜がたくましく生き抜いていた。しかし、島の火山が大噴火する予兆が観測される。主人公のオーウェン(クリス・プラット)とテーマパークの運営責任者だったクレア(ブライス・ダラス・ハワード)は、恐竜たちを救うために島へと向かう。そこでは、これぞ “ジュラシックシリーズ” という究極のアドベンチャーが幕を開ける!
25年も前に衝撃を受けた映画の続きを子どもと一緒に楽しめるなんて、本当に映画って、そして人間の想像力ってすばらしい! と、まずはそこから感動してしまう。『ジュラシック・パーク』の時代と比べると、恐竜の怖さが『エイリアン』的な演出でなされる場面があったり、恐竜のキャラ付けが進んでいたり、第1作と比べると野生の怖さというよりもエンターテインメント化されている印象はあるが、そのぶん子どもにもわかりやすく、そして共感しやすくなっている。
恐竜の研究も進み、いまでは蚊の体内に残る恐竜の血液からDNAを復元することは不可能ということがわかっている。歩き方や姿勢、羽毛があった、あげくは恐竜は鳥として今の時代にも生きているなど、映画を観たあとには、『ジュラシック・パーク』や『ジュラシック・ワールド』を通して、子どもとたくさんの話ができるはずだ。3作目が待ち遠しい気持ちも、しばらくの間は一緒に共有できる。子どもたちにとって『ジュラシック・ワールド』という映画が、さまざまな思い出の詰まった人生で忘れられない作品のひとつになるだろう。
新たな注目キャラも出てきて3作目がとにかく楽しみ。恐竜ファンはもちろん、この夏おすすめの1作品。前作を観ていない方は、ぜひ観てから映画館へ。恐竜の迫力をより体感したいなら、やはりIMAXがいいだろう。そしてお約束だが、エンドロールで席を立たないように。
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この映画、子どもと一緒に楽しめる?
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