2018年8月1日(水)全国公開!
ディズニー/ピクサー最新作!
インクレディブル・ファミリー
2018年/アメリカ/カラー
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
©2018 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
鑑賞日:2018年7月13日(金)
TEXT:キッズイベント 高木秀明
復習は必須! 14年ぶり待望の続編!
“インクレディブル” な家族が帰ってくる!
一足先に公開されたアメリカでは、『アナと雪の女王』『トイ・ストーリー3』『ファインディング・ドリー』を超えたオープニング記録を樹立するなど、それこそ “インクレディブル” な大ヒットを飛ばしている『インクレディブル・ファミリー』が、2018年8月1日(水)、いよいよ日本で公開! 前作から14年の時を経た待望の続編だ。
前作の『Mr.インクレディブル』は、ヒーロー廃業に追い込まれた、ずば抜けた身体能力を持つ家族が窮屈な日常に四苦八苦しながらも再び奮起し、ヒーローとしての仕事と家族の絆を取り戻す物語だった。
本作『インクレディブル・ファミリー』は前作の直後から物語がはじまるので、前作を観たことがある人も時間が経っているなら復習しておいた方がいい。改めて観てみたらずいぶんと忘れてしまっていたし、家族の関係や性格を把握しておいた方が、それぞれの成長を感じられるなど、今作をより楽しめる。またDVDには「ジャック・ジャック・アタック!」というお話が収録されているので、こちらも観ておくことをオススメする。
お母さんはヘレンの “活躍” に
お父さんはボブの “苦労” に共感!
今作はお母さんのヘレンこと “イラスティガール“ がヒーロー活動を再開することをきっかけに、ボブ(Mr.インクレディブル)が家事に育児に奮闘する。思春期の長女ヴァイオレットのボーイフレンドの問題から長男ダッシュの学校の宿題、そして末っ子 ジャック・ジャックのお世話は、ヒーローとして敵と戦うようにはうまくいかない。
その姿に、成長に、お父さんたちは共感すること間違いなしだ。そして子育ての大変さや父親のあり方はアメリカでも大差なく、どの国も、どの家族も苦労しているんだということもよくわかる。
この『インクレディブル』シリーズのおもしろさは、ヒーローなのに我々と同じさまざまな生きる苦労があり、またヒーローであるが故に我々とは異なる悩みもあり、しかしそれをもがきながらもひとりで、そして家族で乗り越えていくところだ。さまざまな違いはあるものの、それぞれの立場で共感できるところがたくさんある。
前作からパワーアップした
アクションも見応えたっぷり!
もちろん前作からパワーアップしたアクションも盛りだくさん! 特にイラスティガールの活躍には、お母さんたちは胸のすくような爽快感を覚えるのではないだろうか。子どもたちとともに一家団結しての戦いも見応え十分。成長したことにより “子どもが頼りになる” という喜びは、多くの方が自らの体験と置き換えて感じられることだろう。
あたたかな眼差しで、この家族を見守り、応援している自分に気がつくはすだ。そしてジャック・ジャックの成長は、おそらく多くの方が見守りはじめたはずだ。子どもの成長は早い。次回作があれば、ぜひ14年も待たせずにお願いしたい。彼の成長と活躍は、誰もが楽しみにしている。
14年待ったかいのある、ファンも納得の作品。もしかしたら、子ども以上にお母さん、お父さんが楽しめる作品かもしれない。エンドロールも必見というか必聴! お見逃しなく!
【インタビュー】『インクレディブル・ファミリー』プロデューサー ジョン・ウォーカーさんインタビュー!
【映画紹介・予告編】2018年8月1日(水)全国公開! ディズニー/ピクサー最新作!インクレディブル・ファミリー
この映画、子どもと一緒に楽しめる?
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