成仏できずにいる女性が現れる‥‥
サンシャイン水族館が “恐怖の館” に!
魚たちの眠っている姿が見られるなど、普段とは異なる雰囲気や裏側を楽しめることで人気の夜の水族館。サンシャイン水族館でも、子どもたちを集めた「夜の探検隊 〜サンシャイン水族館に泊まろう!〜」は大人気のイベントです。
そんな楽しいサンシャイン水族館が、2018年11月4日(日)まで、夜間は恐怖のホラー水族館に一転! 成仏できずにいる祥子という女性が夜な夜な現れては、憑り殺す相手を探し求めています。
幻想的で美しい夜の水族館。しかし、静まり返った暗くて広い空間に水の音、何かがいる気配、そしてところどころに浮かぶ青白い光と、別の見方をすると、確かにちょっと怖いところも。
そんな水族館の特性を活かし、お化け屋敷プロデューサーの五味弘文氏が書き下ろした脚本に演出。怖くないわけがない‥‥。しかも今回で3回目の開催。水族館での新しい恐怖体験が好評で前回までで約5万人を動員、恐怖もさらにパワーアップしています。
前半は美しい夜の水族館も堪能
しかし後半は‥‥
最初は、怖いながらも普段とは異なる水族館の雰囲気、水槽の中の魚の姿を楽しむことができます。イワシは夜でも回遊し、キラキラとした光がいっせいに方向を変える様や、クラゲの神秘的ともいえる姿や浮遊感には癒されます。
しかし、気を許してはいけない。“何かあるはず” とキョロキョロすると、一瞬にして恐怖が体を走り抜け、思わず声が出てしまいます。しかし、これはまだ序の口。後半になるに従い、悠長に水槽の中の魚なんぞ見ていられない状態に‥‥。
「もう嫌だ」「帰りたい」「これ動くんじゃない?」「あそこに何かいない?」「無理無理無理無理」。妄想があらぬ想像を呼び起こし、頭の中はプチパニック! 先の方から叫び声も聞こえてきて、もう一歩も先に進めない。しかし、立ち止まっていても恐怖は増すばかり‥‥。
お化け屋敷好きのお子さん
夫婦、カップル、パートナーとも!
前半、ところどころ “ビクッ” としつつもゆっくりと夜の水族館を堪能し、後半、怒涛のような恐怖にさらされて、所要時間は40分程度。足がすくんで躊躇したり、腰を抜かして動けなくなったりすると、もう少し時間がかかりそう。しかし、あまり急いで駆け抜けてももったいないので、腹を決めて、たっぷりと恐怖を楽んじゃおう!
4歳から料金がかかりますが、小さなお子さんの場合はあまり無理せず、お化け屋敷などが好きな子どもとなら一緒に楽しめると思います。子どもの意外な強さを垣間見られるかもしれません(その逆もあるかもしれませんが、お互いに)。
また最近、手をつないでくれなくなったなんて場合は、ちょっと卑怯ですが、手をつなげたり、子どもの方からくっついてくるかもしれません。楽しんだあともしばらくは、妙な一体感を味わえることは間違いありません!
いろいろな仕掛けがあり、夫婦やカップル、パートナーとももちろんおすすめ。しかし、恐怖のあまりの思わぬ行動、言動が新たなケンカの火種にだけはならないよう、注意して楽しんでください。
【イベント開催概要】2018年11月4日(日)までサンシャイン水族館で開催! ホラー水族館「七人ミサキ」
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