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Netflixアニメ『ボス・ベイビー: ビジネスは赤ちゃんにおまかせ!』シーズン2全世界配信開始! SHELLEYさん & りゅうちぇるさんインタビュー!
大人が観ても、赤ちゃんが観ても
『ボス・ベイビー』はおもしろい!
ー SHELLEYさんは以前から『ボス・ベイビー』のファンということですが、ファンになったきっかけ、『ボス・ベイビー』の魅力は?
SHELLEYさん
子どもと一緒に映画の『ボス・ベイビー』を観て、子どもはまだ2歳だったから集中力が続かなかったけど、私の方が観入っちゃって。赤ちゃんが自分の意思を持ってグイグイ動いているのを観ているのも楽しいし、赤ちゃんもひとりの人間なんだなというのを改めて感じます。
アニメシリーズは姉の家で流れていて、それで子どももハマりました。同じくらいの子どもが動いているのが楽しいのかな。今は料理するときに観せていたり、一緒に観たりして楽しんでいます。
ー りゅうちぇるさんは映画の『ボス・ベイビー』や『ボス・ベイビー』シリーズのシーズン1のときは、まだお子さんはいらっしゃいませんでしたね。
りゅうちぇるさん
そうなんです。だからリアルタイムで観たことはなくて、子どもが生まれてから、何か観せられるアニメはあるかなって『ボス・ベイビー』シリーズを見つけて、絵のタッチも海外チックでかわいくて僕たちの好きな感じで、リンクにも今から「かわいいものはかわいい」と思える潜在意識を養おうかなって感じで観せたら、ボス・ベイビーって丸くてかわいくて、出て来ると「うーあーうーあー」って言って喜ぶから観せてますね。
ぺこりんもハマっているし、まだ子どもも小さいからかな、親子3人で一緒に観ることが多いですね。やっぱり観はじめるとドンドン次が気になってくるし、シーズン2も少し観せてもらったけどシーズン1よりおもしろくて、楽しみです。
ー リンクくんが生まれて『ボス・ベイビー』シリーズを観はじめたり、りゅうちぇるさん自身の中で大きく変わったことはありますか?
りゅうちぇるさん
話すことや行動のひとつひとつを気をつけるようになりました。発言したり行動する前にリンクのことが頭をよぎるようになって、パパとしてしっかり自分の発言や行動に責任を持っていないと、「あの子のパパさぁ」って言われちゃうとかわいそうだなって。だから「ちぇるちぇるビーム」はもう飛ばせなくなりました(笑)。でも「ちぇるちぇるランド」は、まだ続くよ!(笑)
ー SHELLEYさんは2018年の1月に第二子を出産されましたが、上のお子さんがボス・ベイビーのお兄ちゃんのティムのように、最初は下のお子さんを受け入れられないのでは、という心配はありましたか?
SHELLEYさん
そうですね。だから上の子にばっかり過剰に関わるというか、赤ちゃんにはちょっとかわいそうかもしれないけど、まだわからないかなって少し放っておいて、上の子にいっぱい話しかけたり、遊んだりしていました。でも、やっぱり焼きもちを妬くんですよね。
今、意識しているのは、たとえば下の子が上の子のおもちゃをとって、上の子が「やめてー!」ってなったときに、上の子を「赤ちゃんなんだからやめなさい」と諭すんじゃなくて、「おもちゃとられてやだねー、じゃあ、お口で言おうか」って、「お姉ちゃん、おもちゃとられて嫌なんだって。返してあげよう、これはお姉ちゃんのおもちゃだから」って、赤ちゃん相手に私も真剣ですよ(笑)。でもそうやって姉妹を対等に扱うようにしています。
『ボス・ベイビー』シリーズを観ていても兄弟の焼きもちって絶対にあるけど、シーズン2は兄弟が仲良くなって、楽しそうでかわいいんです。だからうちのふたりも早くシーズン2のような関係になってくれないかなって。そのためにも、ふたりの上下関係を付けないように気をつけていますね。
ー シーズン2は、ふたりが協力して物事を解決したりしますよね。
SHELLEYさん
信頼関係が生まれてますよね。上下関係もなくて、対等なんです。それが観ていて、とてもいいんです。
子どもが生まれて見えた世界、大人たち
自分自身が優しくなれるようになる
ー シーズン2では赤ちゃんの唯一の弱点 “お尻の匂い”を消すための「クチャイクチャイバーイ」という薬が開発されて赤ちゃんの地位向上を図りますが、今、妊婦さんや小さなお子さんを連れている方に厳しくあたる方もいて問題になっています。どんなものがあると、多くの人が、妊婦さん、子育て中の方に優しくなれるでしょうか?
りゅうちぇるさん
この前、新幹線で大阪のぺこりんの実家に行くってなって、まだリンクは2ヵ月くらいだったので、新幹線で泣いちゃったらどうしようとか、ベビーカーを置きたいから後ろの席の方だったらスペースがあるかなとかも考えて、すごくピリピリしながらいろいろ準備して乗って、「あ、泣かなくてよかった、いい感じだね!」と思ってたら名古屋で泣いちゃって。「あ〜泣いた〜、まだあと1時間もある〜」ってなって。
ぺこりんは「眠た〜い」って、「え〜! このタイミングで眠たいの〜」って、僕が乗降口近くのトイレのところでリンクをあやしてたら、おじさんが「名古屋でお客さんがたくさん降りて少なくなったし、僕は気にしないからお席でどうぞ」って言ってくれて、「優しい〜」って。
そのおじさんもお子さんがいるみたいで、そういう方もいらっしゃるから、子育てに真剣に取り組んでこられた方は、赤ちゃんのいる人の気持ちになって考えてくれるじゃないですか。だから人を変えるというよりも、まずは僕自身が、子育て中の方に優しくできるようになろうと思います。
新幹線に乗るまでのベビーカーでの移動のときも「チッ!」ってされて、そんなの今まで体験したことがなかったし、「赤ちゃんに優しくするのはあたり前じゃないの?」って思ってたのに、子どもが生まれてから見えた世界、見えた大人というのがすごくあって‥‥。僕は、そういうことは自分はしないでおこうと思ったし、そういう人が増えれば、いじわるする人は減っていくと思います。
女の子だからこそ “強く” 育てたい
そして気になるSHELLEYさんの英語教育
ー SHELLEYさんは「自分の行動には自分で責任を持つ」というお父さんの「タフ・ラブ子育て法」で育てられ、小学生の頃からアルバイトをしたり、14歳からひとり暮らしをされましたが、ご自身のお子さんも「タフ・ラブ子育て法」で育てますか? うちも女の子がふたりなんですが、実際に親になってみると、特に女の子にはかなり勇気のいる子育て法ですよね。
SHELLEYさん
私がすごく強く育てられたから思うのかもしれないんですが、“女だからこそ” 強く育てたいというのがあって。特に日本の「女の子はこうあるべき」とか、「おしとやかに静かにしていなさい」みたいな社会では、自分の意思をしっかり持って、ハッキリ “No” って言える子、やりたいと思ったことを “できる” って思える子に育てたいと思いますね。
強く育てるというのは、「強くなれ! なれ! なれ!」って言ってもならないから、私の父親が私にしたように、ある程度、野放しにするのは大事だなって思っています。
でも今、葛藤があるのは、上の子が2歳半で、友だちと上手に遊ぶということを身に付けている段階なのでケンカをするんですよ。で、私の子育て法としては、自分で解決するのを見ていたいんです。自分で考えることを促したいんですよ。でも、たとえば児童館とかで知らないお子さんとケンカしているのを見ているだけはマズいなと(笑)、「ちゃんとお母さんやれよ」って思われそうで。
ー 相手のお母さんも同じ考えだったらいいんですけどね。
SHELLEYさん
そうなんですよ。でもホント教育って人それぞれなんで。お友だちのおもちゃをとったときに、「ダメよとっちゃ」って娘からとって返すということをしたときに、娘は何も学習しないというか、「お母さんにおもちゃをとられた」としか思わないので、それはちょっと悩みですね。
いとこ同士で遊んでいるときは、姉妹で同じ考えだから、子ども同士のケンカは多少やらせておいて、叩いたりしたときには「手を出したらいけないよ」ということを教えているんですが、外で他のお子さんとおもちゃの取り合いになったときは、適度に口を出す、という感じですね。
でももうちょっと大きくなったら放置して、公園でもよっぽど危ないことじゃなければ、ほとんどのことは手出ししない。転ぶのも転ばせて、「痛かったね。じゃあ、次は注意しようか」とか、そういう教育方針ですね。
ー それでは、お子さんの英語教育はどのようにされていますか? SHELLEYさんは英語も堪能なバイリンガルで、多くの方が興味をお持ちです。
SHELLEYさん
子どもを産む前もよく聞かれたんですよ。「どうやったら子どもに英語を教えられますか?」って。「英語を話すお友だちをつくって」とか、自分なりに考えて答えてはいたんですけど、実際に子育てをするようになったら、自分の親はすごいなって。私がこうやって日本語と英語を話せるって奇跡で、母親の努力のおかげだと思います。
今、私は娘に対してほとんど英語でしか話さないんです。他の人がいると日本語ですが、親子関係は基本英語で、叱るときも英語です。でも娘は日本語しか話さないんです。だからスーパーで買い物をしていても、こっちは英語で「夕飯何食べたい?」とか聞いても、娘は日本語で返してきて、会話は完全に成立しているんですけど、まわりの人からジロジロ見られたり、この前も全然知らない人に「すごいですね」って声をかけられて。でも「え、何が?」って一瞬わからなくて、自分でもこれが自然になっちゃっているんですよね。
だからホントに難しいですね。英語じゃないと私の父親とは話ができないから、根気強くやっていくしかないかなって思っています。
りゅうちぇるさん
でも、もう通訳能力はあるんだぁ。
SHELLEYさん
理解していても英語を話さないから、通訳としては‥‥。姪っ子は4〜5歳くらいから通訳していて、おじいちゃんには英語で、こっちには日本語ってやってたから、そうなってくれると嬉しいんだけど。
ー 英語ができない人でもできる、いい子どもの英語勉強法のアドバイスはありますか?
SHELLEYさん
これは脳科学者の中野信子さんに教えていただいたんですが、語学の耳って1歳までにできあがるそうなんです。だからリンクくんにはいっぱい英語を聞かせた方がいいよ。
りゅうちぇるさん
メリーもおもちゃも全部英語です!
SHELLEYさん
1歳までにたくさん英語を聞いて、耳を慣らしておくのは大事なんだって。
今って便利じゃないですか。Netflix(ネットフリックス)の番組も言語が選べて英語でも観られるし、だから自分は字幕で観て、子どもには英語で観せる、聞かせるのはいいと思います。うちでもやっぱりまわりは日本語が多いから、英語に慣れさせるために『ボス・ベイビー』シリーズも英語で観せていますよ。
最近、娘が、YouTubeの子どもたちが遊んでいる動画が好きでよく観ていて、たまたま韓国の女の子が遊んでいるのを観て、2日くらいハマってたんですよ。そしたら急に「マシッソヨ(おいしい)」って言い出して。「え〜!」って。あたしあんたに2年半ずっと英語で話しているのに全然英語話さないのに、なんで「マシッソヨ」って、どういうことよって(笑)。
でもちゃんと聞いて、吸収しているんだって思って。だから観せて、聞かせておくだけでもちょっとは意味あるのかなって思いました。それでたとえば娘がどこかで韓国の子に会って「マシッソヨ」が伝わったら「嬉しい」「もっと話したい」ってなると思うから、英語も同じですよね。
自分らしくいるために
りゅうちぇるさんが心がけていること
ー りゅうちぇるさんは、よく、ぺこさんへの感謝の気持ちをSNSなどでも伝えています。一般的に世の男性はなかなかそういうことができないのですが、コツはありますか?
りゅうちぇるさん
え〜!
SHELLEYさん
なんでそうなったの?
ー シェリーさんもそういう言葉をかけられると嬉しいですか?
SHELLEYさん
嬉しいですよ!
ー 旦那さんはされますか?
SHELLEYさん
うちはわりと、40代の男性としてはがんばっている方だと思います。りゅうちぇるほどじゃないけど、「服かわいいね」とか「髪似合ってるよ」とか、わりと言うんですが、でもりゅうちぇるはすごく偉いよね。
りゅうちぇるさん
う〜ん。でも人間は話せる動物だから、思ったことは口にするべきだと思います。
SHELLEYさん
でもそうか、みんな照れて言えないんだ。思ってはいるけど。
りゅうちぇるさん
やっぱり言われるのと言われないのでは違うと思うし‥‥。
SHELLEYさん
全然違う。
りゅうちぇるさん
だって逆に、男性だって褒められたいって気持ちはあると思うし、男性も女性が褒められて嬉しいというのはわかっていると思うし、だから言葉にすることを心がけています!
ー そういうふうに自分らしくいることって、けっこう勇気が必要ですよね。りゅうちぇるさんは、なぜいつもそんなにハッピーに、自分らしくいられるんですか?
りゅうちぇるさん
昔からとても個性的で、でも個性を出すと、みんなにからかわれて孤独になってしまうという恐怖が中学生のときにあって、それで一時期、自分の個性を隠したんです。声も低くして話したり、好きな服を着なかったり、みんなに溶け込むという努力をしたんです。
でも、孤独になりたくなくて自分を隠したはずなのに、偽りの自分になることで偽りの友だちができたり、偽りの仲間ができたり、そしてその偽りの仲間は、僕の大好きな先生や友だちの悪口を言って、僕もそれにあわせなきゃいけないとか。だんだん自分が誰だかわからなくなって、とにかくストレスが溜まるし、ムカついて。
でもそんなのやだってなって。やっぱり自分らしくいた方がいいから、もう誰に何を言われてもいいやって思って。そのときは、自分には居場所がないって思ってたんだけど、高校生になってtwitterが流行って、そこで「ちぇるちぇるランドの王子様りゅうちぇる」って書いて、自分の世界観を、学校で急に出すのは怖かったから、SNSに出したんです。
そしたらショップで働くことが決まったり、仕事につながったり、テレビに出ることになったり、SNSで自分の居場所を見つけたことによって、すごく人生が変わった。昔は自分には居場所がないって思っていたけど、居場所は見つけるものなんだ、探すものなんだってわかりました。
今でも自分らしくいたいって思うのは、あの時期に戻りたくないっていうか、あの時期がすごく大変だったし、リンクもそういうまわりの目を気にする年齢になると思うけど、何を言われてもママとパパは自分らしく輝いている、という姿を見せたいとは思っていますね。
ワンオペじゃないところが素敵
家族の絆にほっこり、見習うところも
ー 最後に、シーズン2の見どころや楽しみにしているところを教えてください。
SHELLEYさん
ちょっとブラックなユーモアがあって大人が観てもすごくおもしろいし、けっこう好きなのが、両親が共働きで、子育てがお母さんのワンオペになっていないところ。家族のあり方がとても現代的で、ボス・ベイビーが来たときにはお母さん、お父さんふたりともヘトヘトで、家族ってこういうもんで、みんなでがんばるんだよって、これは子どもにもいい影響だなって思っています。
シーズン2はキャラが濃いおばあちゃんが登場したり、老人センターのおじいちゃん、おばあちゃんも個性的で、いろいろな世代の赤ちゃんに対する想いなどは観ていてもおもしろい。とにかく笑えます!
りゅうちぇるさん
こういうアメリカンな感じのアニメが大好きなんです。かわいくて楽しくておもしろくて、僕たちでも参考になる家族の絆が描かれていて、これから子どもを育てていくうえで、こういう絆って素敵だな、大切にしようと学べるストーリーがたくさんあります。
シーズン2ではティムとボス・ベイビーの兄弟愛も家族の絆も深まって、ほっこりできるところも家族として見習いたいですね。家族として素敵だなって思えるところもあれば、シーズン1以上に笑えるおもしろいところもたくさんあります。癒されて、楽しんで観てますし、観てみてください!
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【関連イベント紹介】2018年10月27(土)・28(日)にアクアシティお台場にて開催!ベイビー株式会社東京支社設立イベント
【体験レポート】SHELLEYさん & りゅうちぇるさんの子育てトークも!『ボス・ベイビー: ビジネスは赤ちゃんにおまかせ!』ママ&ベイビー限定試写会開催!
SHELLEY(シェリー)
1984年生まれ、神奈川県出身。イタリア系アメリカ人の父と、日本人の母を持つ。スカウトがきっかけで14歳のときにモデルデビュー。その後、抜群のトークでバラエティー番組のMC、情報番組のキャスター・司会としても活躍中。2014年に結婚、2016年1月に第一子女児を、2018年1月に第二子女児を出産。
りゅうちぇる
1995年生まれ。高校卒業後に上京し、原宿にある古着屋でショップ店員として働きつつ読者モデルとして活躍。この店で原宿ファッション界で人気のモデル ぺこと出会い、2015年に恋人のぺこと出演したバラエティー番組で大ブレイク。2016年に結婚、2018年7月に第一子男児が誕生。RYUCHELL名義でアーティスト活動もスタートし、8月15日には息子の名前をつけた「Link」をリリース。
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