1973年から毎年開催の童話賞
最優秀賞、優秀賞受賞者が表彰!
石油などのエネルギーを扱うJXTGホールディングス株式会社は、1973年から毎年「心のふれあい」をテーマにした童話を募集する「JXTG童話賞」を開催しています。
これまでの応募総数は36万通を超え、2018年の「第49回 JXTG童話賞」では12,591編(小学生以下の部1,537編、中学生の部2,395編、一般の部8,623編)と、2017年より700編ほど上回るなど、応募作品数は3年連続増加しています。
今回も児童文学者の西本鶏介先生、童話作家の立原えりか先生、角野栄子先生、女優・エッセイストの中井貴惠さん、絵本作家の宮西達也先生、児童文学作家の薫くみこ先生の6名とJXTG童話賞選考委員会により厳正かつ慎重な審査が行なわれ、2018年11月16日(金)、それぞれの部から最優秀賞1名、優秀賞2名、計9編の入賞者を表彰する「第49回 JXTG童話賞授賞式」が、パレスホテル東京で開催されました。
JXTGグループは、JXTG童話賞入賞作品(佳作以上)をまとめた一冊の童話集「童話の花束」を発行し、全国の教育機関や児童福祉施設、里親家庭などに寄贈しています。
また「童話の花束」は、系列サービスステーションを運営する特約店のみなさまにお買い上げいただくほか、JXTGグループ各社とその役員・従業員にもチャリティー販売を行ない、その売上金を「JXTG奨学助成制度」の運営資金として全国社会福祉協議会に寄付しています。この寄付金は児童福祉施設等で暮らす子どもたちが大学や専門学校へ進学する際の入学支度金の一部として活用されています。
オフィシャルサイト:https://www.jxtg-group.co.jp/hanataba/
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【各部門の最優秀受賞者からのコメント】 ※受賞者一覧はこちら
◎小学生以下の部 最優秀賞「今日から六月!?」馬渕和奏さん(神奈川県/小学4年生)
「小さいころから読んでいた「童話の花束」に私の作品が載って、とてもうれしいです。書いた童話を中井貴惠さんに朗読していただいたら、私の書いた童話と思えないくらいすてきでした。角野先生や西本先生に選んでいただき、うれしいです」
◎中学生の部 最優秀賞「ゆらゆらな傘の空」藤井早紀子さん(広島県/中学3年生)
「この度は、このような素晴らしい賞に預からせていただき、本当にありがとうございました。この童話賞は、小さな頃から私の憧れであり、中学生になって、「文字」というジャンルのものしか書かなくなっていた私にとっては、1年に一度、「童話」という、童心にかえって物語を書くという機会でした。原稿用紙5枚という短い余白に、読む人をひきつけられるような作品を書くのは至難の業で、試行錯誤の結果、苦渋の決断で応募したのが本作でした。最優秀賞などとは夢にも思っておらず、未だ実感が湧きません。今回の受賞を励みに、今後、さまざまな作品を書いていこうと思います。本日は本当にありがとうございました」
◎一般の部 最優秀賞「月の道」冨田龍一さん(東京都/49才)
「今日、ここへ来て、実際に「童話の花束」を見るまで信じられませんでした。それくらい驚きました。小・中学生の受賞作の伸びやかな感性に感動しました。良い刺激になりました」
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