小児がんの子どもたちに寄り添う
アフラックのアヒル型ロボットが日本初導入!
アフラック生命保険株式会社は2019年5月22日(水)、米国アフラックと米国ベンチャーのロボットメーカーが小児がんで闘病中の子どもたちのために開発したアヒル型ロボット「My Special Aflac Duck(MSAD)」を日本大学医学部附属板橋病院へ寄贈しました。
贈呈式では米国から来日したアフラック・インコーポレーテッドのダニエル P.エイモス CEOから、日本大学医学部附属板橋病院の陳基明(ちん・もとあき)小児科科長および、小児がんの患児に「My Special Aflac Duck」が贈呈されました。
「My Special Aflac Duck(MSAD)」は、小児がん治療のために同世代の子どもたちと遊ぶ機会が少なく、自分の感情を上手に表現することができないなど、さまざまな課題を抱える患児を支援するために米国で開発されたアヒル型ロボットです。
米国では2018年から小児病院等を通じて患児へ提供する活動を行なっており、日本でも同様の活動を展開するため、アフラック生命保険とともに長年にわたって小児がんの患児たちの支援に取り組んできた日本大学医学部附属板橋病院に寄贈されました。
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アフラック・インコーポレーテッドのダニエル P.エイモス CEO コメント
「My Special Aflac Duck」は医療関係者やチャイルドスペシャリストと呼ばれる専門家たちが一体となって開発したロボットです。アメリカではすでに3,000羽のMy Special Aflac Duckを贈呈していますが、今後は日本の子どもたちにも届けていきたいと思います。
日本大学医学部附属板橋病院・陳基明小児科科長コメント
小児がんは症例が少ない希少がんと呼ばれる病気で、子どもたちは毎日、一生懸命治療を受けることに取り組んでいます。小児がんの子どもたちを支える「My Special Aflac Duck」が多くの子どもたちに届けられるということを大変うれしく思います。
My Special Aflac Duck(MSAD)
MSADは小さなお子さんの腕にちょうど収まるサイズのアヒル型ロボットで、首を傾げたり、くちばしを動かしたり、なでると気持ちよさそうに鳴き声を発します。子どもたちは手触りを楽しんだり抱きしめたりできるほか、MSADの胸にある「元気」「苦しい」「悲しい」などの表情の絵文字バッジにタッチすると、そうした感情を鳴き声や仕草で表現してくれるので、子どもたちはMSADを使って自分の気持ちを医療関係者や家族に知らせることができます。
小児がんの闘病は平均1,000日かかると言われており、治療で辛い思いをすることの多い子どもたちに寄り添うベストパートナーとして、米国では2019年4月現在で約3,000羽のMSADを無償提供しており、2019年末までに約1万羽の提供を予定しています。
なおMSADは、2018年にラスベガスで開催された世界最大級の家電・IT見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」に出品され、その社会的価値が認められて「Tech for a Better World Award」を受賞しています。
日本では、毎年約2,500名の子どもたちが小児がんと診断されます。MSADは、がんと闘う子ども達の不安に寄り添いたいと願うアフラックの想いが込められた取り組みです。
アフラックはペアレンツハウスや奨学金制度の運営のほか、小児がんに関する啓発活動など、小児がんの子どもたちとそのご家族に対する支援に長年取り組んでいます。「My Special Aflac Duck(MSAD)」の提供を通じて、小児がんの子どもたちの更なるQOL(クオリティ オブ ライフ)の向上に貢献していきます。
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