“クスッ” と笑えて学べる動画を3本配信
特性を知り理解が広がれば、みんなハッピー!
世田谷区は国連が定めた4月2日の「世界自閉症啓発デー」を前に、自閉症をはじめとする発達障害への理解を広めるため、実際に起こった出来事を再現した発達障害啓発動画『ハッタツ凸凹あるある』を制作、2020年3月25日(水)から世田谷区公式YouTubeで配信がスタートしました。
エピソード1:言われた通りにやったのに…の巻
主人公は、さわやかな若手会社員。「コピーの様子を見て来て」と頼まれ、字義通りに受け取り、「ただ観ている」自閉症的エピソードを再現。
世田谷区役所で行なわれた動画完成記者発表会には、動画を制作した一般社団法人Get in touch代表で、動画にも出演している東ちづるさんが登場。「戸惑っているご家族はまだまだ多く、動画を観て、学校、職場などでも気づきがあるといい。発達障害の人たちの特性を知り、理解が広がれば、みんながハッピーになる」と、動画に込めた想いを紹介。
動画は思わず “クスッ” と笑ってしまう発達凸凹ならではの「あるある」エピソードが3本。主要キャストは発達凸凹の当事者で、撮影時はアドリブ爆発の迷演技で周囲を和ませたそう。世田谷区職員も出演している。
動画制作にはNPO法人東京都自閉症協会、まぜこぜの社会をめざす一般社団法人Get in touchが監修として参画した。
エピソード2:正直すぎて冷や汗の巻
主人公は、元気いっぱいの中学生。エレベーターに乗り込んできた人々を見て思いついた、驚きのクイズを出してしまう。
エピソード3:変化でパニックの巻
主人公は、女子高生。物を置く場所、使う水道などに「こだわり=マイルール」がある彼女は、いつもと違うことが起きると、パニックを起こしてしまう。
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