クラゲが泳ぐ海の水面に立つ!
長径7mの水盤型水槽「ビックシャーレ」登場!
「すみだ水族館」が大規模なリニューアルを行ない、2020年7月16日(木)にグランドオープン! 7月15日(水)に開催されたプレス内覧会に行ってきました!
今回のリニューアルでは、新しい「クラゲエリア」に日本最大級※となる長径7メートルの新体感水槽「ビッグシャーレ」が新設されたほか、飼育作業を公開する「アクアベース」が誕生!
※長径7メートルにおよぶ水盤型水槽によるクラゲ展示は日本最大級。オリックス不動産株式会社調べ。
「ビッグシャーレ」は長径7メートルの水盤型クラゲ水槽で、すみだ水族館で生まれた約500匹のミズクラゲを水槽の真上からのぞくように見ることがきます。水槽の上部が解放されているため、自然の海のように緩やかに揺れる水面越しに見るクラゲの姿は想像以上に新鮮! 色鮮やかな照明の演出もあり、幻想的な雰囲気漂う空間となっています。
さらにスロープをあがったデッキはガラスの床になっていて、まるでクラゲが集まる海の水面に立っているかのような神秘的な感覚を味わうことができます。体の小さな子どもは、なおさら浮遊感を味わうことができそうです。
飼育・繁殖活動やゴハンの準備
バックヤードを常時公開!
飼育作業を公開する「アクアベース」は、クラゲの飼育設備や繁殖活動を間近に観察できる「ラボ」と、生き物のゴハンの準備を行なう「キッチン」で構成されます。
「ラボ」は通常ならバックヤードで行なう飼育作業を、間近で、しかも飼育スタッフの方とコミュニケーションをとりながら見られるもので、いろいろなことを知りたい子どもたちにはおすすめ。生後0日の、とても小さなクラゲの赤ちゃんが、少しずつ成長し成体になるまでの過程も見ることができます。すみだ水族館で展示している14種700匹のクラゲは、すべてラボで繁殖したクラゲたち。子どもたちのどんな質問にも答えてくれそうです。
また「キッチン」も、これまではバックヤードで行なっていた、生き物たちのゴハンの準備を公開するもの。生き物の好みや体調にあわせて食べやすいようハサミで切ったり、ビタミン剤を加えたり、飼育スタッフの方は家族の健康を願うよう調理します。そのためすみだ水族館では、エサではなく “ゴハン” と言っています。
「キッチン」の頭上には大型のリングサイネージが設置され、生き物についての情報や、ゴハンタイムの館内情報が表示されるので、要チェック!
すみだ水族館では、来場者が生き物と触れ合い、飼育スタッフの方との対話を通して距離が一層近づく体験をしてほしい、そんな願いを込めて “近づくと、もっと好きになる。” というコンセプトを掲げています。今回のリニューアルは、その想いがとても強く感じられるものとなっています。
飼育スタッフの方に、クラゲやペンギン、すみだ水族館の生き物について、いろいろと聞きに行こう! 子どもはもちろん、大人の知的好奇心も刺激してくれます!
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