花火師のレジェンドが大集結!
夜富士に大輪の花が舞う花火イベントが開催!
日本を代表する花火師4名(BIG 4)による一夜限りの花火イベント「The絶景花火プロローグ」が2020年10月4日(日)、世界遺産でもある富士山2合目敷地内の「PICA富士ぐりんぱ特設会場」(静岡県裾野市須山字藤原2427)で初開催!
「The絶景花火プロローグ」は、2021年に実施を予定している日本初の宿泊型花火大会「The絶景花火」のプロローグ篇として開催。花火を愛する人たちへ向けた「霊峰富士と織りなす神秘の光」、新型コロナウィルスと最前線で戦っている医療従事者へ感謝の気持ちを込めた『医療従事者へ感謝と激励の花火「絶景富士〜Hokusai Blue」』、富士山とのコラボレーションによる絶景を楽しむ「富嶽夢景」などが打ち上げられ、事前のクラウドファンディングで支援し今回のイベントに参加した約350名は、夜の富士山に咲き乱れる大輪の花の数々を特等席で楽しみました。
The絶景花火実行委員会の米村修治委員長は、コロナ禍に少しでも明るい話題を、そして世界中の医療従事者へ改めて感謝と激励の想いを届けたい。そしてこの花火イベントを、2021年からは国内外の多くの方が楽しめるよう宿泊付きのプランとしてさらに充実し、年間の風物詩にしたいとしました。
株式会社紅屋青木煙火店の青木昭夫代表取締役は、新型コロナウイルス感染症の影響ですべての業界が大きな経済的、精神的なダメージを受けている中、全国からさまざまな心のこもったメッセージや経済的支援によって今回の花火イベントが実現できたことに感謝の意を述べ、今後も伝統ある花火文化を継承し、進化させ、後世に受け継いでいく責務と誇りを持って、この一瞬の芸術に心を込めていくとしました。
手ぶらで自然を満喫、往復の花火渋滞も気にせず
絶景のロケーションで最高峰の花火大会を!
「The絶景花火プロローグ」は、コロナ禍で全国の花火大会が相次いで中止に追い込まれたことによる花火業界の窮状を勘案し、クラウドファンディングによる支援金をもとに開催されました。
当初は2020年10月3日(土)の開催に向けて、富士山という絶景のロケーションに花火師のレジェンドがコラボレーションする最高峰の花火観覧と宿泊(グランピング・キャンプ)を有料パッケージ化した日本初となる宿泊型の花火大会「The絶景花火」として計画されていましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により開催を延期し、今回このような形での実施となりました。
2021年10月2日(土)には「The絶景花火」の本公演が実施される予定で、会場となるPICA富士ぐりんぱにはグランピング・キャンプ設備が整い、この施設を活用して往復の花火渋滞も気にすることなく、花火師BIG 4の演出による世界初の宿泊型花火大会をめざしています。
今後の開催会場は静岡県側、山梨県側でそれぞれ年に1回ずつ、計2回の実施も検討中。詳細は2021年5月頃に発表される予定です。
4名の花火師(BIG 4)は、日本最高峰の花火競技大会「大曲の花火」をはじめとする全国の競技会で数々の受賞歴を誇る。この “BIG 4” による共演を楽しめるのは、全国でも本大会のみとなる貴重なコラボレーションです。
株式会社紅屋青木煙火店
創業大正5年。「多重芯割物花火」という最高の調和美を完成した初代青木儀作は、昭和34年「芯物花火技術完成の功」で黄綬褒章を受章。この受賞が「日本煙火芸術協会」創立のきっかけとなった。創作花火、また得意の割物花火において全国各地の花火競技大会において多数の受賞歴がある。
現在の三代目青木昭夫は、伝統割物花火製作の高い技術を継承しつつ、新時代の花火パフォーマンス「ミュージック花火」にも力を注いでいる。この「ミュージック花火」は、音と光を厳密にシンクロさせ相乗効果を発揮させる新時代の花火で、国内のみならず海外でも高い評価を獲得している。
株式会社磯谷煙火店
江戸時代から続く「三河花火」の地、岡崎で創業130年の歴史を持つ打揚花火会社。伝統技術を受け継ぎ守りつつも、常に観客を喜ばせることに重きを置き、新しい花火への挑戦、新しい花火演出のための技術改良に取り組んでいる。
磯谷ブランドの代表作「創造花火」「メロディー花火®︎」「ドラマチックハナビ」といった作品は多くの観客を魅了し高い評価を得、「内閣総理大臣賞」を2度受賞、さらに経済産業省「元気なモノ作り中小企業300社」にも選定。多くの観客に花火を通して新たな感動と喜びを与え、常に先駆者として新たな道を切り拓く、そのための惜しみない努力を続けている。
有限会社菊屋小幡花火店
明治5年、群馬県高崎市本郷町で初代小幡忠英により花火の製造を開始。四代目清英は、菊型花火で非常に難度の高い「四重芯菊」を完成させ、2000年に花火業界で初の内閣総理大臣賞を手にした。また五代目知明は独自な美を追求した「モノクロームの金華」「天竺牡丹」「輪廻の讃花」の三部作花火を生み出し脚光を浴びている。
2018年にはディティールに凝った「里山の忘れ柿」が評価され内閣総理大臣賞を受賞し、親子二代による快挙を成し遂げた。真円を描く「菊型花火」はもちろんのこと、独創的な「創造花火」製作への研究も惜しみなく重ね、観客の心に深く残る花火を作り続けている。
株式会社齊木煙火本店
明治34年、山梨県西八代郡市川三郷町市川大門にて創業。甲州花火の元祖としてその技術を代々継承し、ひとつひとつ手作りで仕上げる「花火」を今も変わらず作り続けている。その代々継承してきた技術をもとに、新たな配色の花火を実現させる試行錯誤を繰り返し、2012年には代表作である「聖礼花」を完成させた。また近年は「聖礼花」の応用である「虹色のグラデーション」「虹のブーケ」といった作品も注目を浴びている。
「人々に幸せを運ぶ、幸せ色の花火」その美しい色彩を生かした「齊木ブランド」の作品は、多くの観客の目を楽しませている。
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