2021年4月3日(土)パナソニックセンター東京内にSTEAM(スティーム)教育を体験するクリエイティブミュージアム「AkeruE(アケルエ)」がオープン! タレントの鈴木夢さん・楽くん、わくわくさんが、さっそく「AkeruE」を体験!
子どもたちの “ひらめき” と “好奇心” をカタチに!
2021年4月3日(土)、総合情報受発信拠点「パナソニックセンター東京」内にSTEAM(スティーム)教育を体験するクリエイティブミュージアム「AkeruE(アケルエ)」がオープン!
STEAM教育の第一人者である中島さち子氏らを招いたオープニングセレモニー、トークイベント、プレス内覧会が開催されるとともに、タレントの鈴木夢さん・鈴木楽くん、わくわくさん(久保田雅人氏)が、さっそく「AkeruE」を体験しました。
“ひらめき” をカタチにするミュージアム「AkeruE(アケルエ)」は、理数の魅力と触れ合う体感型ミュージアムとして2006年に誕生した「RiSuPia(リスーピア)」のコンセプトをさらに発展。理数の魅力をはじめ、エンジニアリング、テクノロジー、アートの分野を融合し、さまざまな体験を通じて子どもたちのひらめきと好奇心を形にすることで創造性を育むとともに、次代を担う人材の育成をサポートします。
オープニングセレモニーで、パナソニック執行役員 ブランド戦略本部 本部長 森井理博氏が「AkeruE(アケルエ)」のオープンを宣言。そして「われわれの子ども世代は現在の社会課題を乗り越え、サバイブする厳しい時代を生きることになる。パナソニックの創業者・松下幸之助氏は常に「社会の公器たれ」と語っていた。パナソニックはそんな子どもたちを応援したいという、社会の公器としての責任を果たしたいという想いから、“つくる” “知る” を促進する、特に “非認知能力” を育むミュージアムを設立しました。このミュージアムが名前の通り、子どもたちにとって未来の扉を “あける” ミュージアムになればと切に願っております」と挨拶、「AkeruE」に込めた想いを語りました
STEAM教育の第一人者 中島さち子氏は「これからは、心が動いておもしろいと思ったことをワクワクしながら遊んでいると、そこから何かをつくり、“誰かのために” ということを考えはじめ、誰かと関わり、お互いの持っている価値、多様性を掛け合わせながら一緒になってつくる “協創” の時代なのかなと思っています。「AkeruE」が子どもたちだけでなく、誰にとっても出会いや掛け算と協創の場となり、いろいろなひらめきをしながら何かをつくり、発信する場になればいい」と、ワクワクしている気持ちを語りました
わくわくさんと一緒に「AkeruE(アケルエ)」を体験した鈴木夢さんと楽くん。楽くんは「お兄ちゃんと妹も連れてきたい!」
鈴木夢さん・楽くんが、わくわくさんと一緒に工作体験!
ものごとを組み合わせたり、掛け合わせてつくることの楽しさを知る!
ASTRO(アストロ)
科学や技術と芸術を掛け合わせたアート作品と、作品の仕組みを分解して説明する原理展示。それぞれを交互に観察する中で、アート作品の成り立ちを理解し、何を表現しているか想像します。
ふしぎにであう「ASTRO」に入って来た鈴木夢さん・楽くん、わくわくさん。ここでは何ができるんだろう? 緊張と期待でドキドキ
りんごの球を空中に浮かせる装置「floatio」。ドローンなど身の回りのモノが当たり前のように浮遊している未来の生活では、人とモノとの接し方はどう変わっているしょうか。作品に触れて、モノが自由に浮かぶ世界へと想いをめぐらせます
りんごをそっとfloatioの上に置くと、りんごは重力に逆らって浮遊し、さらに隣へ隣へと移動していきます。うまくできないこともあって、大人も夢中!
「突き出す、流れる」は、磁力を持つ液体「磁性流体」を使って、磁力と重力、表面張力のバランスによって、複雑な棘の有機的パターンを生成するインタラクティブ・インスタレーション。これにはわくわくさんもびっくり!
尖った山型や海中生物のようなしなやかな形、光る銀河の渦のような流れが現れ、ずっと見ていても飽きません。映画「ターミネーター2」に出て来た液体金属を思い出しました
「Looks Like Music」は難読症のクリエイターが、楽譜を読めなかった経験をもとに制作。カラーペンで描いた線の色を、四角いボックスが動きながら読みとり音に変換します。思ってもみなかった音が、自分の描いた絵から出てくる!
映像や写真、アニメーションを使って考えたことを発信!
PHOTON(フォトン)
自らの発想や創作をストーリーとして組み立て、映像にして表現します。他の人と自身のイメージを共有し、伝える・伝わるという経験を得られます。
鈴木夢さん・楽くんが「PHOTON(フォトン)」で初めての動画づくりに挑戦!
ストップモーションによる動画づくりは、対象物を少し動かしたら撮影し、それをつなげます
つくった動画はその場で上映! 夢さんの作品は、マークと文字を入れ替えるなどの工夫を凝らし、観ていた取材陣から驚きの声が上がるほど、クオリティ高い動画を制作していました
動画をつくった感想をふせんに書いて貼り付けます。これからつくる人へのアドバイスも。夢さん、楽くんは何を書いたのかな?
オレンジ色の丸いふせんが楽くん(左)と夢さん(右)の書いたコメント。2人とも “ひらめきをカタチにする” 体験を楽しみました
テーマをもとに、自分が考えたこと、ひらめきをカタチにして遊ぶ!
COSMOS(コスモス)
好きな素材を使って自分の作品をつくりステージ上に並べると、他の人の作品との調和が生まれ全体で1つの大きな作品になります。他の人のひらめきとの違いを比較したり全体を見渡したりすることで、自分の考えたことを振り返ります。
「地球を豊かにする 生きものをつくってみよう」ってどういうことだろう?
鈴木夢さん・楽くん、わくわくさんは、「COSMOS」に用意されている段ボールやテープなどを使って4〜6月のテーマ「地球を豊かにする 生きものをつくってみよう」に挑戦!
“工作” と言えばわくわくさん。楽くんが悩んでいると、すかさずフォロー。しかも短時間の間に2つの動く作品をつくっていました! みんなでできあがった作品をお披露目!
楽くんがつくったのは、ごみを鼻で吸ってお腹にためる「ごみたべぞう」。耳がうまくつかなくて、わくわくさんにアドバイスをしてもらいました
夢さんは悪い空気を吸いとり、良い香りの空気をだすお花「ハッピーフラワー」をつくりました。2人の作品は置いてあるので、見られるかも
体験を終えて、夢さんは「COSMOS(コスモス)」での工作は、「地球をよりよくしようと考えながらつくれるので、小さなお子さんにもいいと思います。勉強にもなります」。楽くんは「動画づくりは思ったより簡単ですごく楽しくて、お兄ちゃんや妹も連れてきたい!」と、それぞれ楽しんだ感想を話してくれました。「家族みんなで来られたらいいなと思います」
本格的な機器を使用したものづくりを体験!
TECHNITO(テクニート)
3Dプリンターやレーザーカッターなど、データからさまざまなモノをつくるデジタルファブリケーション機器を設置。プログラミングや電子工作などを組み合わせたものづくりができるプログラムも用意している。
体験ワークショップや会員プログラムも実施
「自然との共生」をテーマに「アクアポニックス」を展示
GAIA(ガイア)
アクアポニックスでは、魚と植物を同じシステムで育てる循環型栽培を通じて、地球という大きな惑星で起きている循環の一部を再現。アクアポニックスを観察し、水、植物、魚など目に見えるものと、微生物、二酸化炭素など目に見えないものとの関わりを考える中から、自然の不思議に触れる体験を提供します。
自然循環の姿を表現している「アクアポニックス」。日本の原風景である「里山」をコンセプトテーマ。魚の排泄物など有機物を含む水を微生物が分解することで栄養をつくり出し、それらを野菜や植物の生育に活用。子どもも大人も見て楽しめるように、多くの種類の魚と色彩がきれいなエディブルフラワーを採用
子どもから大人まで、さまざまなクリエイターが集い交流する場
CHAOS(カオス)
年齢や仕事、価値観の違う人達が立場を越えて集まり、アイデアを交換し協働作業するための場。
よく見ると、イスは子どもたちにとっては学校にある、大人にとっては懐かしい跳び箱!