貴重なカラー原画を過去最大規模で展示する、連載30周年を記念した大展覧会「美少女戦士セーラームーン ミュージアム」が2022年7月1日(金)から開催! 六本木ミュージアムには武内直子氏が描き下ろしたセーラー戦士の新作原画が掲げられている
原作者・武内直子氏の新作原画も!
セーラームーン30年の歴史を濃密に堪能!
90年代に社会現象を巻き起こし、今なお高い人気を誇る少女漫画の金字塔『美少女戦士セーラームーン』の連載30周年を記念した大展覧会「美少女戦士セーラームーン ミュージアム」が、作品の舞台である麻布十番に隣接する六本木ミュージアムで2022年7月1日(金)から開催! 前日に行われた内覧会に行ってきました!
【イベント紹介】「美少女戦士セーラームーン ミュージアム」2022年7月1日(金)~12月30日(金)六本木ミュージアムで開催!
来場者をお出迎えするのは、こちらも武内直子氏の描き下ろし新作原画。一緒に写真を撮れるフォトスポットになっている
「美少女戦士セーラームーン ミュージアム」の目玉は、なんと言っても原作者・武内直子氏が描き下ろした新作原画含む貴重なカラー原画が、過去最大規模となる180点ほどが展示されること。登壇した『美少女戦士セーラームーン』原作 担当編集者 講談社の小佐野文雄氏によると、「90年代のカラー原画は褪色もあり劣化していくので、今回が最後の展示になるかもしれない」とのこと。カラー原画は会期ごとに全作品が入れ替わる予定になっています。
フォトスポットの隣には会場入口が
会場入口は「時空の扉」をイメージ。いよいよセーラームーンの世界へと進む
さらにアニメシリーズの設定資料や絵コンテ、変身グッズやフィギュアなどの懐かしいおもちゃ、そしてミュージカルで実際に使用された衣装など、過去最多600点を超える秘蔵資料が一堂に集結。当時を思い出しながら、30年の歴史を濃密に堪能できます。
アニメの絵コンテには「エヴァンゲリオン」「シンゴジラ」「シンウルトラマン」の庵野秀明監督が描いたものも!
「美少女戦士セーラームーンS」では、「エヴァンゲリオン」「シンゴジラ」「シンウルトラマン」の庵野秀明監督が作品づくりに参加。監督の描いた絵コンテも展示
会場内には「懐かしい」「かわいい」「これ持ってた」などの言葉が飛び交い、童心に帰って当時のセーラームーンとの思い出に浸っている人がたくさん! 原画からは大人になったからこそわかる原作者・武内直子氏のこだわりなども感じることができ、セーラームーンの魅力を再認識し、ますます好きになるミュージアムになっています。
親子でセーラームーンのファンなら、子どもと一緒にたっぷりと楽しめることはもちろん、当時の思い出など子どもの知らない親の意外な一面を伝えることで、親にも子ども時代があったんだと、親御さんがより身近な存在になり、親子関係が向上するかもしれませんよ。
「美少女戦士セーラームーン ミュージアム」は、2022年12月30日(金)まで六本木ミュージアムで開催!
時空の扉の先は没入型体験シアター「セーラー・プリズム・シアター」。4.5×8メートルの大スクリーンに映し出される映像とレーザーを用いた特殊効果により、『美少女戦士セーラームーン』の世界を空間全体に演出
スクリーンの前には、本展のためにリアルに再現されたセーラー戦士たちのスティックを展示。写真は「ムーンスティック」
「セーラー・プリズム・シアター」の次はホログラム原稿展示「セーラーガーディアンズ・ヒストリー」。『美少女戦士セーラームーン』第1部から第5部の名場面・名台詞の漫画のシーンを、新手法・ホログラム展示で壁一面を埋め尽くしている
原稿がきらめき、見る角度によって異なる表情を見せる展示は、連載当時の記憶をきらびやかに思い出させてくれる
『美少女戦士セーラームーン』の博物館で、90年代から最新作までのアニメシリーズの設定資料や絵コンテを展示
当時の映像も観ることができる
『美少女戦士セーラームーン』博物館には、変身グッズやフィギュアなどの玩具やゲーム機を展示するコーナーも
懐かしいおもちゃがたくさん展示されている。部屋のデザインはバンダイから最初に出たおもちゃのパッケージをオマージュ
一番最初につくられたおもちゃ「ムーンスティック」。今から30年前のおもちゃだが、ピカピカしてとてもきれいにつくられている
現在でも実際に着ることができるウェディングドレス
セーラームーンのウェディングコレクション
デパートなどに置いてあった乗って遊べる遊具
実際にミュージカルで使用された貴重な衣裳を展示
ミュージカルからセーラームーンのファンになった方も多い。バンダイミュージカルオフィスでは1993年から2006年まで約850公演が行われた。海外中心に展開したスーパーライブ、乃木坂が演じたセーラームーンなどの衣装を展示
いよいよ原画のコーナー。その前に、『美少女戦士セーラームーン』が連載されていた「なかよし」の表紙を展示。これらの表紙の原画も含め、原作者・武内直子氏が選んだ原画を展示している
原画展示「セーラー・クリスタル・ギャラリー」。本展覧会のために原作者・武内直子氏が描き下ろした新作原画や、初展示を含む貴重なカラー原画などを過去最大規模で展示。「なかよし」連載当時から現在に至るまで、美しいカラー原画の中から選りすぐりの作品を選出しています。「今はデジタルですが、この当時はアナログで描いています。武内先生は色彩感覚が素晴らしく、独特の色のセンスは抜群。今でもカッコいい、美しいと感じる。これを多くの方に見ていただけるのは、とても良いことだと思います」と、担当編集者 講談社の小佐野文雄氏
六本木ミュージアムの壁面に掲載されているセーラー戦士の新作原画
90年代後期の絵の背景を21世紀風に描き直したもの
こちらも武内直子氏が描き下ろした新作原画。今回のキービジュアル。「今なお武内先生の絵は進化している」と、担当編集者 講談社の小佐野文雄氏
キュート&MODEなクリエイティビティを発揮するアートディレクター 五十嵐LINDA渉氏が内装を手掛けたショップ。独自の世界観で『美少女戦士セーラームーン』を表現
Vol1期間で発売する130種以上のバリエーション豊かなオリジナルグッズ
美少女戦士セーラームーン ミュージアム カフェ。セーラー戦士や作中に登場するアイテムやセリフなどをモチーフにした、本展ならではのオリジナルメニューが登場!
トイレの案内表示もセーラームーンに