
ざまざまな親子支援活動に取り組んでいる認定NPO法人フローレンスが「#ふるさと納税でこどもを助ける」キャンペーンをスタート! JOYさん・わたなべ麻衣さん夫妻とのトークセッションも行われました
週に1人、子どもが虐待で亡くなる日本
#ふるさと納税でこどもを助ける キャンペーン開始!
ひとり親支援をはじめ、児童虐待防止や貧困問題など、ざまざまな親子支援活動に取り組んでいる認定NPO法人フローレンスは、「#ふるさと納税でこどもを助ける」キャンペーンを2022年11月1日(火)から開始しました。
2021年度は過去最多の20万7,000件を超えるなど日本の児童虐待相談対応件数は年々増加。そして週に1人の子どもが虐待で亡くなっています。フローレンスは「防げるはずの悲しい事件から子どもたちを救いたい」と、「児童虐待防止月間」が始まる11月1日(火)より1億円を目標に「#ふるさと納税でこどもを助ける」キャンペーンを開始、集まった寄付金を虐待防止施策などフローレンスの活動に活用します。
通常、ふるさと納税は自治体への寄付になりますが、同じく11月1日(火)に発表された渋谷区の認定NPO法人を支援する新たな社会貢献事業「渋谷区 NPO支援事業」に寄付先団体として選定されたことにより、ふるさと納税の仕組みを利用し、渋谷区を通して直接、フローレンスに寄付ができるようになりました。

「#ふるさと納税でこどもを助ける」キャンペーンは、渋谷区の “ふるさと納税” を活用した認定NPO法人を支援する新たな社会貢献事業「渋谷区 NPO支援事業」を活用して実現。「ふるさと納税を通して認定NPO法人に寄付ができる画期的な仕組み」と、高く評価している認定NPO法人フローレンス会長の駒崎弘樹氏
寄付はふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」の「週に1人、子どもが虐待で亡くなる日本。防げるはずの悲しい事件から子どもたちを救いたい」ページで受付。通常、NPOへの寄付には返礼品はなく税額控除の制限もありますが、返礼品も選べ、控除もほぼ全額と、ふるさと納税の仕組みを活用するメリットは大きい。
さらにフローレンスの返礼品は、渋谷区で子育てや子どもに関する社会貢献活動をしている企業の商品。すべてが子どもたちへの支援につながっているとともに、寄付をした方も「返礼品を使って家族でご飯を食べて、家族の時間を過ごしてもらいたいという思いも込めています」と、認定NPO法人フローレンス 会長の駒崎弘樹氏。
ふるさと納税なら寄付に対するハードルが下がり構えることなく寄付ができ、それが大変な思いをしている親御さんや子どもを助けることにつながるとともに、「ひとりじゃない」というメッセージも伝えることができる。
「#ふるさと納税でこどもを助ける」キャンペーン「週に1人、子どもが虐待で亡くなる日本。防げるはずの悲しい事件から子どもたちを救いたい」は、2022年12月31日(土)まで「ふるさとチョイス」で受付中です。
https://furusato-tax.jp/gcf/2055

「#ふるさと納税でこどもを助ける」キャンペーンについて、JOYさん、わたなべ麻衣さん夫妻をゲストに迎え認定NPO法人フローレンス会長の駒崎弘樹氏とトークセッション

「週に1人、子どもが虐待で亡くなっています。#ふるさと納税でこどもを助ける の寄付金を、児童虐待防止に活用したい」と駒崎弘樹氏

「ふるさと納税で、ちょっとだけど人助けができる、世の中の力になる。そして “ひとりじゃないんだな” と感じてもらえる素敵な取り組みだなと感じています」と、わたなべ麻衣さん

「ふるさと納税は返礼品が目的となり、“誰かのために” という視点が抜けがちです。でもこれなら、いま大変な思いをしている親御さんや子どもたちを、ふるさと納税を通して助けることができる。子を持つ親としては、ぜひやりたいですね」と、JOYさん

“イクメン” と言われることについてJOYさんは、「男子って育児をやっているつもりでも、正直やっていないんです。麻衣ちゃんがいないワンオペ(育児)のときに『こんなに大変なの!』とびっくりさせられる。ちょっとおむつを替えただけで “イクメンでしょ” ってなるけど、そんな程度じゃ全然で。だから麻衣ちゃんがいいお母さんで、毎日がんばってくれているのをすごくリスペクトしていて、それに対する感謝は毎日言葉にして伝えています。でも僕が言っていることはきれいごとで、麻衣ちゃんからしたら『もっとできることあるじゃん』ってなると思う」

それに対してわたなべ麻衣さんは「まだまだできることはある、とは思うけど、まだまだできてないから『麻衣ちゃん、ありがとう』と言葉に出して表現してくれるだけで救われる部分はすごくある。コミュニケーションや口に出すことの大切さを夫婦間ですごく感じます」

9月に起きた静岡県牧之原市の認定こども園の女児バス置き去り事故について話題がおよぶと、「この話を聞くと涙が出てしまう」と目を赤くしたわたなべ麻衣さん。誰もが胸を痛めていた事件だと改めて感じるとともに、フローレンスは再発防止のため園バスへの「置き去り防止装置」の設置義務化を政府へ提言。2023年4月の義務化が実現した

「ふるさとチョイス」で受付中の「週に1人、子どもが虐待で亡くなる日本。防げるはずの悲しい事件から子どもたちを救いたい」のページを見るJOYさんとわたなべ麻衣さん。「見やすくわかりやすい。それに渋谷区とやることは影響力もあるし、こういう取り組みがどんどん広がるといいですね」とJOYさん
認定NPO法人フローレンス
2004年に設立された、福祉・親子支援領域で国内最大規模の認定NPO法人※。子育てと仕事の両立、そして未来を担う子どもたちを社会で育むために、親子に関わる社会課題を数々の事業と政策提言によって解決している。
待機児童問題解決のための「おうち保育園」モデルが2015年度に「小規模認可保育所」として国策化されたほか、障害児に長時間保育を提供する日本初の「障害児保育事業」、子どもの虐待問題解決のための「赤ちゃん縁組事業」、子どもの貧困を解決する「子ども宅食事業」などの取組を加速させている。
直近では、2022年9月に発生した静岡県牧之原市の認定こども園で起きた女児バス置き去り死亡事件を受け、園バスへの「置き去り防止装置」の設置義務化と、その導入支援を同法人が中心となり政府に要望、迅速に国の政策となり2023年4月の義務化が決定した。
※認定NPO法人:高い公益性など必要な条件を満たしていると判定され東京都から認定を受けたNPO法人。日本に約5,0000団体あるNPOのうち、認定NPOは約2%ほど。
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