2024年11月2日(土)〜2025年2月24日(月・休)国立科学博物館で開催! 体験レポート!

特別展「鳥」音声ガイドナビゲーターの鳥好きコンビ レイザーラモンRGさん・高柳明音さんが特別展「鳥」の魅力を紹介!

特別展「鳥 ~ゲノム解析が解き明かす新しい鳥類の系統~」レポートの写真

国立科学博物館初の鳥類をテーマとした特別展「鳥 ~ゲノム解析が解き明かす新しい鳥類の系統~」が、2024年11月2日(土)から開催! 音声ガイドナビゲーターを務めたレイザーラモンRGさん(写真右)・高柳明音さん(写真左)が登場!

特別展「鳥」の音声ガイドナビゲーターを務めた
レイザーラモンRGさん・高柳明音さんが登場!

23のテーマで “鳥のひみつ” を解説し鳥類の魅力に迫る、国立科学博物館初の鳥類をテーマとした特別展「鳥 ~ゲノム解析が解き明かす新しい鳥類の系統~」が、2024年11月2日(土)から開催! 開催前日に行われたプレス内覧会に行ってきました!




総合監修を務める国立科学博物館動物研究部脊椎動物研究グループ研究主幹の西海功先生は、「鳥は果肉食、種子食、昆虫食、猛禽類のような哺乳類を食べるものまで、生態系のピラミッドの中で非常に重要で多様な役割を果たしています。同時に果肉食の鳥は花粉の媒介に関係し、種子や果実を食べる鳥は種子散布に関連します。キツツキなどは木に穴を開けることでムササビやフクロウなど、自分では木に穴を開けられない生き物に生息する場所を提供し生物多様性を豊にする役割を果たしています。そういう鳥たちが近年、数を減らし、絶滅危惧に瀕しているものも多くいます。本展で鳥のことを知っていただき、それを通して地球環境を考えていくことにもつながればと考えています。さらに本展開催の大きな理由のひとつはゲノムの分類が進んだことで、鳥は人の次にゲノム解析が進んでいます。系統が正確にわかるようになり、分類も新しく変わります」と挨拶。

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総合監修を務める国立科学博物館動物研究部脊椎動物研究グループ研究主幹 西海功先生(写真右)、監修の国立科学博物館動物研究部脊椎動物研究グループ研究主幹 濱尾章二先生(写真左から2番目)、国立科学博物館地学研究部生命進化史研究グループ研究主幹 對比地孝亘先生(写真左)

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「鳥と人とは共通点が多いんです」と、総合監修を務める西海功先生。「目で見て多くの情報を取り入れ、声でコミュニケーションをとるのは他の動物にはない鳥と人ならではで、鳥を身近に感じるのはそういうところからだと思います。人と近い感覚を持っている生き物がどんなふうに暮らしているのか、どんな進化を遂げてきたのかを理解できると、自然への理解がより進むのかなと思っています」

さらにプレス内覧会には本展の音声ガイドナビゲーターを務める、芸人・レイザーラモンRGさんと女優・タレントの高柳明音さんが登場! 日本野鳥の会会員でもあるレイザーラモンRGさんはバードウォッチングのフル装備スタイル、大の鳥好きで、NHK BSの珍鳥との出会いを楽しむ絶景旅ドキュメント「イロトリドリ!探鳥絶景旅」への出演や野鳥専門誌「BIRDER」で連載を持つ高柳明音さんは鳥柄のTシャツを身に着け、ふたりとも “鳥好き” を全身でアピール。

【イベント紹介】特別展「鳥 〜ゲノム解析が解き明かす新しい鳥類の系統〜」2025年2月24日(月・休)まで国立科学博物館で開催!

【プレゼント】特別展「鳥 〜ゲノム解析が解き明かす新しい鳥類の系統〜」無料観覧券プレゼント! 2024年11月2日(土)〜2025年2月24日(月・休)国立科学博物館で開催!

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音声ガイドナビゲーターへの参加が決まった際の心境についてレイザーラモンRGさんは「日本野鳥の会にも10年以上所属していますが、鳥好きとしてこんなに光栄なことはない」と興奮気味にコメント

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「子どもの頃からずっと『鳥が大好き!』と言い続けてきたので、鳥の魅力を伝えられる素敵な機会をいただけて本当に感激です」と高柳明音さん

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高柳明音さんは、鳥があしらわれたTシャツで登場

1日じゃ見きれないほどの鳥が大集合!
鳥好きにとっては最高のテーマパーク!

一足先に展示を鑑賞したレイザーラモンRGさんは、「『すごい! すごい!』と言いながら見ました。1周まわりましたが、あと3〜4周はまわりたい。年パスがあれば欲しいくらいです! とにかく圧倒的な量で、監修された先生方の熱い気持ちには恐れ入りました。鳥好きにとっては最高のテーマパークです」と興奮気味にコメント。

高柳明音さんは、「自分の音声ガイドを聞きながら会場をまわったんですが、本当にわかりやすいですし、展示には漫画や映像もあり、ここに来るだけで1日でいろいろなことをたくさん知ることができます。鳥好きはもちろんですが、鳥のことはまだよく知らないという方にも、たくさんの方に来ていただければと思います」。

おすすめについて尋ねられると、レイザーラモンRGさんは、「第6章の猛禽類が大集合しているところですね。ヒーローが並んでいるようで『かっこいい!』ってなるはず。僕は『うわーっ!』ってなった」と目を輝かせました。

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おすすめは「猛禽類」と、展示場所を指さすレイザーラモンRGさん。確かに「アベンジャーズ」みたいになっていました。高柳明音さん後ろで「わかるー!」という表情?

高柳明音さんは、「いつか自分の目で見てみたい、会ってみたい、写真を撮ってみたいシマエナガちゃん! 大きな鳥に目を奪われがちですが、小さな鳥も見逃さないでほしいですね。そして今回のテーマのひとつの “ゲノム解析” で新しい事実がたくさん見つかっていて、たとえば、はやぶさはタカよりもインコに近いという発見だったり、そこにも注目してほしいですね」。

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高柳明音さんのおすすめは「シマエナガ」。「シマエナガってこんなに小さいんだと驚きました。みなさん見逃さないで! ぜひ探してみてくださいね」

最後に、これから展覧会を訪れる方々に向けてレイザーラモンRGさんは、「1回じゃ足りないくらいの圧倒的なボリュームの展示です。鳥の羽や色など間近で見られる機会は貴重ですし、ぜひみなさん自分の目でじっくり見てほしい。そして何度も来てほしい。何度来ても新し発見があると思います」と強調しました。

高柳明音さんは、「目玉のペラゴルニス・サンデルシは今回はじめて復元しされた古代の鳥で、本当に大きくて特別展ならではです。普段、私たちが観察しやすい野鳥もいれば、古代の鳥や恐竜との関連などの歴史も自然と知ることができるので、とても素敵だなと、子どもから大人までどんな方にも楽しんでもらえる展覧会です。私たちが担当した音声ガイドでは鳥の豆知識や雑学、RGさんとのおもしろいかけあいなどもたくさん詰まっているので、ぜひ一緒に聞いてもらえたら嬉しいです!」と笑顔で語ってくれました。

特別展「鳥 ~ゲノム解析が解き明かす新しい鳥類の系統~」は、2024年11月2日(土)〜2025年2月24日(月・休)まで国立科学博物館で開催!

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「恐竜と鳥との共通点を解説。鳥類の高度な脳の機能は、空中への進出に対応して獲得されたものと考えられがちがだ、実際には地上にいた獣脚類の中ですでに進化していた」と、恐竜を専門とする對比地孝亘先生

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今回の目玉のひとつ。翼開長の推定値が7メートル程度という史上最大級の飛ぶ鳥「ペラゴルニス・サンデルシ」の生体復元モデルを日本初公開で展示!

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ほとんどの鳥類は巣をつくってその中に卵を産み体温で温めて孵化させる。オビラプトル類やトロオドン類などの鳥類の起源に近い獣脚類恐竜でも、同様の抱卵行動を行なっていた。写真はトロオドン類の巣の化石

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化石鳥類の系統樹。本展で紹介している化石種の時代と、骨格の形態学的特徴にもとづいて推定された系統関係。本店では、鳥類という分類群について、始祖鳥とそれ以降に出現した種からなるものという定義を採用

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「『おしどり夫婦』という言葉があるように鳥には夫婦仲が良いというイメージがありますが、実際には厳しい自然の中でより多くの子孫を残すために、キジやカモの仲間のオスは次々と別のメスに求愛し『 “子はかすがい” にならない』と濱尾章二先生。動物の生態イラストで人気の、ぬまがさワタリさんの漫画も楽しい

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ハトは、細断されても日本画と西洋画を区別することができる。視覚で外界を捉える認知の仕方が人とは異なるためで、人とは異なる方法で、ハトはこの世界を認識している

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動物の学習能力を利用して認知を調べる装置「スキナー箱」。日本画を提示したときに画面をつつくと餌が出るが、西洋画では出ない。すると、日本画を提示したときだけつつくようになる。それによって、そのハトが日本画と認識したかどうかがわかる

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レイザーラモンRGさんがおすすめする「猛禽類」。確かに「アベンジャーズ」みたいでかっこいい!

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上を見ると、今にも襲ってきそう!

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高柳明音さんおすすめの「シマエナガ」

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第2章の多様性サークル。ひと目で目の多さがわかる

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左端のスズメ目は7,000種にものぼり突出している。系統を目で体感できるようになっている

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最近のドラマのテーマにもなっている「托卵」を行うカッコウ。宿主の卵とカッコウの卵が比較できるように展示されている

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ペンギンのところにはビジネスでもよく使われる「ファーストペンギン」の説明も。チャレンジ精神があるというより、背に腹はかえられぬ事情のよう

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きれいな鳥もたくさん展示

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2001年にはじめて皇居で繁殖し、近年は都心部の多くの緑地で繁殖しているオオタカ。奥に見える小さな鳥はエナガ。2010年代から都心緑地でも繁殖。巣材として鳥の羽を使うため、オオタカに捕食された鳥の羽が使われることが多いと思われている。オオタカのおかげで繁殖が可能になったのかもしれない

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スズメの仲間。まだまだ展示されていて、その多さには驚くばかり

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西海功先生がおすすめする、関東近県の野鳥観察スポット!

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