
シベリアの永久凍土から現れた少女マンモス「YUKA」初披露!
リアルな体毛に匂いまで!
少女マンモスYUKA公開!
2013年7月13日(土)の開催を前に、設営作業まっただ中の会場に少女マンモス「YUKA(ユカ)」と絶滅した動物ケサイが到着! それぞれ開梱され、専用の冷凍ケース内に設置されました。
体長約3メートルの「YUKA」は、3万9,000年前のメスのマンモスで推定年齢10歳。長い鼻など、やわらかい肉の部分がほぼ完全な状態で残っている貴重な標本です。
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特別なコンテナで冷凍保存されたYUKA(ユカ)が会場に到着! これからいよいよ梱包を解き、冷凍ケースへの搬入作業が始まります

マンモスとは言え、10歳くらいの子どものマンモスなので、思っていたよりも箱は小さめ

いよいよ開梱、YUKAがお披露目されます!

丁寧に包まれている緩衝剤を取り除くと、まず見えたのは足。体毛がしっかりと残っているのがわかります

開梱されると、ここで税関検査が行なわれました。税関の方も、こんな荷物のチェックはそうそうないですね

YUKAを冷凍ケースに移す作業。撮影時、YUKAとは1メートルほどの距離でしたが、ホコリのような匂いがしました

鼻や口など、やわらかい肉の部分なども残っているという奇跡的な保存状態。脳はすでに取り除かれ、研究されているそうです

足にはしっかりと体毛が。YUKAには触れられませんが、展示会場内には実際に触れるマンモスの牙や骨、体毛が用意されます

この足が大地を踏みしめていた3万9,000年前は、どんな世界だったんでしょうね

YUKAを保存する専用の冷凍ケース。24時間、常にマイナス15度を保ちます

YUKAが冷凍ケース内に入れられ、展示の準備が進められています

マンモスと同時代に生息し、絶滅してしまった毛のあるサイ「ケサイ」の「KOLYMA(コリマ)」の開梱作業も行なわれました。胴体の冷凍標本となり、内側には背骨と肋骨がしっかり残っています
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