“遊びから学び” へ
子どもたちの “自ら学ぶ心” を育てる
「ダヴィンチ☆マスターズ」は、子どもたちの “もっと知りたい” “もっとやってみたい” という気持ちを育てることを目的に開催される、無料のイベントです。
これからのAI(人工知能)が進化した時代を生き抜くために、子どもたちに育んでもらいたいのは「自発的に学ぶ」という姿勢。それをクイズやワークショップなどの遊びを通して、子どもたちに育んでもらいます。
今回で3回目となる「ダヴィンチ☆マスターズ」では、生き物を観察しながら答える自然科学系クイズ「身近な自然にいる生物」と「偏光板でオリジナル万華鏡作り」、そして赤と青2チーム対抗の「タングラム競技」が行なわれました。

「タングラム競技」で大歓声!
図形認識と思考力、非認知能力を養う
子どもたちはみな真剣に、そしてとても楽しみながら課題に取り組み、最後の「タングラム競技」の決勝戦では、それぞれのチームを応援する子どもたちの大歓声に、ここまで共感して盛り上がるのかと驚くとともに、嬉しさも感じました。
「タングラム競技」は完成見本のシルエットを見ながら、三角や四角のパズルを組み合わせて、そのシルエットと同じ形をつくるというものです。図形認識と思考力はもちろん、「非認知能力」という、目標に向かってがんばる力、不利な状況に打ち勝ちやる気を促す力、感情をコントロールする力、他の人とうまく関わる力など、“人として生きていくための力” を育むもので、次期学習指導要領等にも関わる、注目の能力です。
競技なので少数の勝つ子どもがいる一方で、大多数の負けてしまう子どもたちもいます。決勝戦は僅差の勝負で、声援や歓声が大きいだけに、負けたチームは本当にかわいそうでした。しかし、この経験こそが、子どもたちに必要な能力を養っていくのだとも感じました。そして、親がどのようにフォローし、その悔しい気持ちを次につなげていくか、そこも大切だなと感じました。
次回の「ダヴィンチ☆マスターズ」は2017年10月29日(日)に東京・新宿の学習院女子大学で開催! 詳細はこちら!

















